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冬のボーナスの支給日の時期はいつごろが多いのかまた自分の会社はどうなのか?疑問に思いますよね?

というわけで今回は民間や公務員別に冬のボーナスの支給日の時期や、また冬と夏はどちらがボーナスの支給額が多いのかについても調べてみました。

ちなみに私の経験したアパレルメーカーの冬のボーナス査定についても書いています。

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冬のボーナスの支給日は時期はいつごろ?

まず冬のボーナスの支給日の時期は民間企業と公務員では異なります。

  • 公務員…12月10日※(10日が土日の場合は前倒し)
  • 民間企業…12月の第1週~第4週の間

夏のボーナスの支給日の記事でも言っていますが、公務員の場合は一律で12月10日です。

JRや郵便局(日本郵便株式会社)などは、もともと国営企業だったこともあり、民間になってからも12/10が冬のボーナスが支給されるということは結構知られていますよね。

また民間の場合は、12月の第1週の金曜日が冬のボーナス支給日だとかを具体的に決めている会社もあります。

民間企業は冬のボーナス支給がない場合もあり?

しかし2014年のデータですが、冬のボーナスの支給が無い会社もあるようです。

全体 男性 女性
20代 76.7% 78.9% 72.4%
30代 78.8% 81.8% 70.8%
40代 73.1% 76.3% 65.2%
50代 68.5% 70.5% 61.3%
60歳以上 27.0% 26.8% 28.0%

参照URL:http://corp.moneyforward.com/survey/2014年 冬のボーナスに関するアンケート調査-使い/

もちろんこういったデータがどこまで本当か?は微妙ですが、ボーナスがあるような正規雇用でも業績によってだと思いますが、実際2割強の会社が冬のボーナスが支給されないことが分かりますね。

地域の銀行によっては毎年調査結果をネット上に公表しているところも多く、そういった数字を調べると約15%の企業が冬のボーナス自体が支給しないところが結構あったりします。

そもそもボーナスという制度がない会社も最近は多いので、一概にこれが良いか悪いかは判断は難しいですね。

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冬のボーナスは夏に比べて多い?

ちなみに個人的なのですが、夏に比べて冬のボーナスが多いイメージがあるのですが、実際どうでしょうか?

まず、公務員に関しては冬のボーナスの支給額が多いです。

公務員の夏と冬のボーナスの査定の差

基準日 一般職員 特定管理職員 指定職職員
6月1日 122.5/100 102.5/100 62.5/100
12月1日 137.5/100 117.5/100 77.5/100

参照URL:http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/kou/24gaiyou.pdfの11ページ目

人事院※のデータによると6月期(夏)と12月期(冬)でバランスが冬の時期が多いのが分かると思います。

※人事院は国家公務員の人事に関する行政機関

民間企業の夏と冬のボーナスの差

とりあえず民間企業のデータは非管理職だけを経団連の資料から抜粋してみました。

夏のボーナス支給額(円) 冬のボーナス支給額(円)
2004 687,115 713,239
2005 745,362 760,817
2006 794,052 782,769
2007 789,535 783,656
2008 766,125 764,316
2009 669,121 664,239
2010 702,429 705,328
2011 726,232 720,538
2012 704,262 695,719
2013 710,244 722,683
2014 777,659 754,270

参照URL:https://www.keidanren.or.jp/policy/2015/029.pdfの2ページ目

↑のリンクから管理職の平均が見れます。金額の違いはありますが、大体変わりません。

こうやってデータを見ると、あまり冬のボーナスが民間は特別高いというわけではないですね(2009年のリーマンショック後のボーナスの金額の落ちが顕著ですね)。

どうしてもボーナス時期になると、公務員のボーナス支給額がニュースに流れたりするので、冬が夏のボーナスよりも支給額が高いイメージがあったのかもしれませんね。

私の知り合いの会社は春闘などで協議して、夏と冬それぞれのボーナスを単純に2等分で支給していたりしているそうです。

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冬のボーナスの査定が上がりやすい会社はある?

ただ冬のボーナスの査定が上がりやすいかどうかというのは業界によってはあります。私の場合はアパレル業界だったのですが、決算は2月(半期決算)、8月(期末決算)でした。

例えば、期末決算時期前7月が大体ボーナスの査定の時期に被るので、冬のボーナスは上がる傾向です。

理由としては2つ。

  • 期末決算前なので営業成績を上げようとする
  • 7月末から単価の高い秋・冬物をお店に納品する

期末決算前なので営業成績を上げようとする

私自身は営業職だったので、6月や7月の決算前は通常の月よりもなるべく売り上げを上げる意識が高くなってしまいます。

会社は特に期末前ほど会社全体の業績の為に、各営業担当に売り上げのプレッシャーをかけてきますからね汗(東芝さんのチャレンジに似てますね汗)

その為、査定期間である7月の売り上げは営業職や販売職などの方は、冬のボーナスにもろに影響します(多少、決算前に頑張る姿勢を見せたほうが印象もいいです笑)。

ボーナスの査定期間は就労規則に書いているので、この機会にチェックしてみましょう。

7月末から単価の高い秋・冬物をお店に納品する

またアパレルはちょうど夏のセールが7月にはじまると同時に、春夏の商品の在庫もなくなります。

その為、単価の高い秋冬物を店舗に納品※するので単価が上がるので(営業成績があがりやすい)、査定期間である冬のボーナスは上がりやすいのです。

アパレルメーカーががテナントに納品してお金が入る仕組みとは?
アパレルメーカーが百貨店などのテナントに納品するときは、売仕(売り上げが上がったら振込される契約形態)と納品(商品を百貨店に納品した段階で振り込まれる契約形態)と通常2通りあります。

私がいた会社は売仕(うりし)も納品もブランドごとによって違いました。

私はどちらも経験ありますが、納品は一気にまとまったお金が企業に振り込まれるので、8月の決算前に単価の高い秋冬物の商品はかなりの金額になります。

まとめ

  • 冬のボーナス支給日は公務員は12/10、民間は大体12月中
  • 冬と夏のボーナスの支給額は公務員は冬のほうが多い、民間は業績によって異なる

冬のボーナスに限らずですが、卸売業や小売業と新聞や出版などがボーナスの支給額が突出していることに驚きました。

ただ日本の製造業には頑張ってほしいですね~。

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