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寝起きにズキンズキンと痛む頭痛。その頭痛の原因はほぼ起床時の血流や血圧が関係しています。

寝起きによる頭痛は病気の可能性もあるので、簡単にまとめてみました。

また最近ではスマホが色々と寝起きの頭痛の原因を作ってるようです。

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寝起きの頭痛の原因は血の流れが悪い?

まず寝起き(朝の起床、昼寝問わず)に頭痛が起きるのは体の血行不良が原因(低血圧と高血圧どちらも関係あり)です。

特に寝起きの頭痛の原因の血行不良は以下のようなものがあります。

  • 肩こり
  • 枕やベッドが合ってない
  • 寝不足・寝過ぎ(起きるタイミング)
  • 歯ぎしり・虫歯
  • 体の冷え

肩こり・枕やベッドが合ってない

寝起きの頭痛でよく言われる原因が肩こりです。通常、睡眠中の血流はゆるやかで起床してから血圧は徐々に上がっていき、血流も早くなります。

ただ肩が凝っているということはそもそも肩・首付近の筋肉の血流が悪いので、起床時に血行不良が起こりやすくなります(起床時には睡眠中よりも血管が大きくなるため、その反動で一気に頭に血が集まるため寝起きの頭痛が起こりやすい)。

睡眠中にだけ肩こりになる人もいる?

また日常生活で肩こりじゃない方でも、枕やベッドが合わない原因で睡眠中にだけ肩こり(腰痛)を起こして、寝起きに頭痛になることもあります。

特に急激に体重が増減したりした人は睡眠時の枕・布団(ベッド)の硬さが合わないことが原因で肩や首の筋肉が凝りやすくなることがあります。

寝不足・寝過ぎ(起きるタイミング)

そして次に寝起きの頭痛の原因としては寝不足と寝過ぎです。

寝不足の場合は十分に体の緊張状態(疲れ)がほぐれないなど緊張型頭痛が起こりやすく寝過ぎの場合は別名週末頭痛といい休みの前の日のアルコールなどでの血流が良くなりやすくなったり普段と違う睡眠の仕方で起こる寝起きの頭痛です。

※寝過ぎは血流の状態が不安定になると言われています。

起きるタイミングで頭痛になる

また最近ではレム睡眠(浅い眠り)と頭痛の関係性がよく言われています。浅い眠りのサイクルの時間に目覚めてしまうと、血圧が安定していないために起床時に頭痛が起こりやすくなります。

睡眠の周期
睡眠は90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返します。通常は90分の最初の60~80分はノンレム睡眠、最後の10~30分がレム睡眠です。

歯ぎしり・虫歯

そして次は歯ぎしりや虫歯による寝起きの頭痛です(歯ぎしりはレム睡眠の時にやる傾向が多いそうです)。

考え方としては肩こりと一緒です。

ただ顔には細かい血管が非常に集まっているので、頭痛の症状としては片頭痛に近くズキンズキンとこめかみが痛みやすい特徴があります。

参考URLその1:唇の痙攣の原因は何?併発して起こる症状で危険なのは?
参考URLその2:唇の腫れの原因は?意外と知られていない2つのこととは?

例えば↑の記事にも書いていますが、唇や顔付近で何か怪我をした経験がある方は、顔に集まる毛細血管が傷ついていることが多く血流が不安定になるために体の調子が悪いと寝起きに頭痛を起こすことがあります。

体の冷え

そもそも睡眠中にはある程度体温は下がります。

しかしながら体が冷えすぎると、睡眠中or寝起き(起床時)に体が血流を良くしようとするために、一気に血圧が上がります。その為、寝起きに頭痛が起きやすくなるのです。

特に寒い冬に限らず、夏であれば冷房病と言われています。体の冷えの多くは夏でも冬でも足先から冷えているので、足湯などすると頭痛が楽になります。

とりあえず上記にあげたどういった原因でも、寝起き頭痛になったら共通して改善させる方法としては、熱いシャワーor冷たいシャワーを浴びるかどちらかで改善されます(身も蓋もないですが)。

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寝起きの頭痛の原因で病気で考えられるのは?

しかしながら不安を煽り立てたくはありませんが、寝起きの頭痛は病気などの危険性も考えられます。

考えられるものとしては以下の2つ。

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 自立神経失調症

睡眠時無呼吸症候群

比較的知られている睡眠時無呼吸症候群(SAS)ですが、寝起きの頭痛以外にも以下のような症状が同時に現れたなら要注意です。

  • 寝汗が多い
  • 口が渇いている

今までは太ったかたの病気として知られていたSASですが、最近では少し状況が違うようですね。

SASについては以下のテイジンのサイトが分かりやすいです。

参考URL:時間帯別にチェック!こんな症状に要注意

自立神経失調症

そして二つ目は自律神経失調症による寝起きによる頭痛です。

特に自律神経失調症の中の起立性調節障害繊維筋痛症(線維筋痛症)が考えられます。

起立性調節障害

別名は起立性低血圧という名前で、寝起きの頭痛とあわせて目がチカチカする症状や目の奥が痛むという症状が併発しやすいです。

思春期の子供や、更年期の女性に多い比較的多いとされています。

繊維筋痛症(線維筋痛症)

繊維筋痛症は頭痛に限らず体のところどころの筋肉に痛みがある症状で、起立性調節障害と同様に更年期の女性がかかりやすいとされています。

特に気候などによっていきなり痛くなったりする病気で、頭痛以外にもリュウマチにいた関節痛なども起こります(ただリュウマチのように患部が腫れあがったりはしません)。

もちろん挙げた病気以外にも、悪性脳腫瘍などの疑いもあります。

ですので、もし普段の生活で改善されない状況であれば病気を疑ってみるのもありです。

ちなみに長時間椅子に座る仕事をしている方(例えば、一日中パソコンで作業する方やタクシー運転手や車で営業する方など)もエコノミークラス症候群の一種で、寝起きで頭痛になりやすいとも言われています。

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寝起きの頭痛の原因はスマホ?

少し肩こりのなどによる補足を書きますが、最近ではスマホやタブレットの閲覧によってなるスマホ首が肩こりの原因と言われています(→寝起きの頭痛の原因)

スマホ首はいわゆるストレートネックの一種で、簡単に自宅でも対処ができます。

以下の紹介する整体のかたのYouTube動画が大変分かりやすくおすすめです。

スマホ首解消ストレッチ

https://youtu.be/CkrX1FBJO-g

関連記事その1:五月病の治し方新入社員必見!知っておきたい5つの対処法
関連記事その2:夜中に目が覚める原因とは?病気だけではない?!

↑の記事でも言ってますが、寝る直前のスマホによるブルーライトはメラトニン(睡眠促進ホルモン)を抑制してしまうために、先程も言ったレム睡眠とノンレム睡眠のリズムが狂いやすくなります。

その為、血流・血圧とも不安定になってしまい寝起きに頭痛になることも十分考えられます。

まとめ

  • 寝起きの頭痛の原因は血流が不安定!
  • 寝起きの頭痛の原因はSASや自律神経失調症などの病気も考えられる
  • 寝起きの頭痛の意外な原因はスマホの閲覧によるストレートネックからくる肩こり

寝起きの頭痛の症状があらわれれば、いずれにしても体は良くない状態ないです。

ですので、上記の項目のどれが自分に当てはまるかをぜひ参考にしてみてください。

ちなみにこれを言ってしまえば意味はないのですが、血圧系の病気を持っていれば何かしら起床時には頭痛を伴うことが多いみたいです笑。

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