赤ちゃんの地震や他の災害時(台風や土砂崩れなど)の備え、主に防災袋に入れておくべきものをリストにしてみました。
地震などの災害時に避難する際の注意点など、おんぶや抱っこがどちらがいいのかも書いています。
また災害時には赤ちゃんにもストレスがかかりますが、お母さんにも影響することもあるので、色々と参考にしていただければと思います。
赤ちゃんの地震や災害の備えとして防災袋に入れておくべきリスト
赤ちゃんの地震や災害時などの備えとしては、イメージとして普段マザーズバッグに入れているものを3日分は用意したいところです。
※今回はあくまでも赤ちゃんの地震や災害時の備え避難するときを想定して最低限必要なモノをリスト化しています。
防災袋に入れておきたいリスト
- 紙おむつ
- おしりふき
- ビニール袋(汚物用)
- 粉ミルク
- 哺乳瓶(複数あるといい)
- 着替え
- 離乳食(レトルト)
- 熱湯が入る水筒(魔法瓶)
特に熱湯が入る水筒(魔法瓶やタンブラー)は用意しておいたほうがいいですね。
というのも仮に避難所についた場合、お湯を確保できる可能性はありますが、都度あるとは限りません。ですので避難所でお湯をもらえる場合は、水筒に粉ミルク用のお湯を入れて保存しておくという手があります。
かさばるものはコンパクトに
とにかく赤ちゃんのことを考えると上記以外にも、防災袋に入れておきたいものは山ほどあると思います。
例えば毛布やタオルなどです。しかし、かなりかさばるものなので、その代用品として以下のようなものがおすすめです。
※写真は日本手ぬぐい。私物。
- タオル→日本手ぬぐいor圧縮タオル
- 毛布→防災保温シート(サバイバルシート)
特に2011年の3月11日の東日本大震災の時に、津波の影響で毛布が濡れてしまい結局は寒さをしのげなかったということがありました。
そういったこともり東日本大震災以降、防災保温シート(ほぼ水をはじき軽く温かい)はかなり注目されています。ちなみに最近の市販の防災袋には、アルミ製の防災保温シートほぼ入っていることが多いです。
赤ちゃんと地震・災害時に避難するときの注意点とは?
災害時の避難ではベビーカーでは逃げれないとまず思っておいたほうがいいです。
特に避難経路確保のために、ベビーカーやもしくは防災袋として最近人気の転がせるキャリーバッグなどは邪魔になる可能性があります。また瓦礫等で動かせないことも考えられます。
ですので出来るだけ避難時はリュックタイプで背負える防災バッグか、手提げで持てるような防災袋がベターですね。
特にマンションに住んでる方などは、災害時にはベビーカーやキャリーバッグを下すためのエレベーターなどが使えない場合もありますし、階段で逃げるにしても時間が掛かります。
避難時は前に抱っこするか?おんぶか?
また実際赤ちゃんと避難する際に前に抱っこして逃げるか?おんぶして逃げるかで色々と議論が分かれるところです。
– | メリット | デメリット |
---|---|---|
前抱っこ | 赤ちゃんの顔が見れて安心感がある、赤ちゃんを守りやすい | 転倒すると赤ちゃんが怪我をする可能性がある |
おんぶ | 前抱っこよりもスピードが出る | 首が座っていないと危ない |
前抱っこ、おんぶそれぞれにメリットデメリットありますが、なるべくなら抱っこひもなどで前抱っこさせて、防災バッグを背負うのが個人的にはベターな選択かと思います。
旦那さんがいないことを想定する
一人で大丈夫だろうか?というお母さんもかなりいます。ただ実際災害が起こるのは日中かもしれません。
避難するときは旦那さんがいないことを想定しておかなければなりません。
地震などの災害時にストレスを感じるのは赤ちゃんだけではない?
地震などの災害などで赤ちゃんもストレスを感じますが、お母さんもストレスを感じます。
特に一番気を付けないといけないのは完全母乳でミルクを上げているお母さんです。
災害時にお母さんがストレスでお乳が出ないこともあり得ます。
冒頭のリストでも載せていますが、自分は完母だから大丈夫と思わずに、念のためお出かけミルクや粉ミルクは防災袋に必ず入れておきましょう。
避難所で泣きやまない時の対処法
また避難所などでは赤ちゃんの泣き声などは、結構ストレスになる方も多いですよね。
実際何か文句を言われなくても、冷たい視線を感じたり(実際はそんなことはないことも多い)して、何故か罪悪感を感じたりする赤ちゃんを持つお母さん(お父さん)も多いようです。
ですのでそういた場合は気休め程度ですが、口に何か含ませるもので、おしゃぶりやソフトせんべいなども用意しておくといいですね。
赤ちゃんをあやすのに赤ちゃん用タンバリンなど音が出るものは、周りの迷惑になるかもしれないのでなるべく避けましょう。
まとめ
- マザーズバッグに入れているモノの3日分は防災袋として用意、かさばるものはコンパクトに!
- ベビーカーやキャリーバッグではなく、なるべくリュックタイプの防災袋を選ぶべし!
- お母さんも災害時には出来るだけ赤ちゃんのことでストレスをためない工夫をしましょう
私の場合は偶然にも、小さい頃は関西で神戸の地震を、2011年は東京で自分が被災を母方の親戚が宮城で被災をしています。
ですので人一倍災害に対する備えをしているつもりですが、何が起こるか本当に分かりませんよね。
備えあれば憂いなしではないですが、この記事を読んで、ある程度災害に対する心構えはできるはずなので参考にしてみてください。