契約社員はボーナス(賞与)はもらえるんだろうか?
契約社員で転職を考えている方や、今現在契約社員で働いている方はボーナスの支給があるかどうか気になるところです。
働いていると嫌でも6月・11月の時期になるとボーナスの平均支給額などがニュースを賑わせるわけですが、自分の経験談などを含めて契約社員でのボーナスについて書いてみました。
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契約社員はボーナスはもらえる?
まず契約社員がボーナスがもらえるか、もらえないかは企業によってまちまちです。
そもそもボーナス自体は会社側が、正社員でさえも法律で支払義務があるわけではありません。※ボーナスは労働対価で支払われるものではなく、企業の業績に左右されて支給されるものという考え。
契約社員でもボーナスほどではないけど一時金がもらえる?
ただボーナスほどの金額ではない一時金などは、契約社員でも支給される可能性はあります。
↓の記事でも触れていますが、契約社員でも寸志という名目か、お氷代(夏のボーナス時期)やお餅代(冬のボーナス時期)などの名目で、契約社員でも支払っている企業もあったりします。
金額はもちろん企業によってまちまちですが、¥1,000支給の会社もあれば、¥50,000を支給する会社もあり金額の幅も広いです。
もちろん、こういった寸志やお氷代やお餅代なども出している企業は今の時代少数派なので(寸志は今でも出しますが)、契約社員でボーナスはなくても、絶対お氷代などはもらえるということではありません。
契約社員でも必ずボーナスをもらえる労働条件の人もいる?
ただ契約社員と言っても、契約の条件によっては必ずボーナスをもらえる人もいます。
例えば、年俸制で契約している人は必ずボーナスがもらえる場合があります。
年俸制の契約社員のボーナスのもらえる例
よくある年俸制の方の給与だと、年俸を14分割する場合などがそれにあたりますね。
例えば、280万の年俸契約で14分割でボーナス(賞与)を含めた給与支給の契約形態などがあります(以下のような感じです)。
- 12/14は毎月の給与
- 2/14はボーナス(賞与)
↑の夏と冬のボーナス時期に1/14の金額をそれぞれ支給するという感じですね。
もちろん、業績によってはボーナス分をもっと多く支払う会社もあったりします。
大抵、求人サイトや雇用する際に年俸制の場合、給与支給の方法(12分割or14分割にするか)についての記載や説明がある場合もあります(求人サイトで年俸制だとこういった契約が多いです)。
契約社員でボーナスもらえなくても正社員よりも待遇がいい業界がある?
ちなみに業界にもよりますが、正社員よりも契約社員のほうが金額的にもいい業界もあります。私が経験した小売り(アパレル業界等)の契約社員は正社員よりも金額はいいほうです(↓のようなイメージですね)。
- 正社員=ボーナス有り 少ない給料
- 契約社員=ボーナス無し 多めの給料
ただ契約社員などは退職金が無いので保証がないといわれますが、最近は退職金で倒産してしまうという理由に正社員に退職金を満額払えるかどうか分からない状態の会社も多いです(まぁ私がいた会社の話です)。
なので実力主義ではありますが、小売業は契約社員(主に販売員)でも結果を残せば、正社員よりも給料を支払ってくれる会社は多いです。
ボーナス無くても正社員→契約社員になって年収がアップ
実際、私も正社員で会社に入りましたが、同じ年代で契約社員の人間のほうが年収ベースで見ると、40~50万程高かったです(自分は営業管理職だったので、年収などの経費などが見れました)。
こういった現状を知った私は、その会社を辞める最後の1年間だけ契約社員で働きました。
年収で言うと確かにアップして社会保険等の待遇も正社員と同じでした。
まとめ
- 契約社員でもボーナスは貰えるかは企業次第だが、一時金のようなものは出る可能性はある
- 契約社員でも年俸制で14分割支給などの契約であればボーナスは支給される
- 契約社員のほうが正社員よりも案外待遇がいい業界がある
ちなみに私がいた会社(私は正社員)は小売り業で、契約社員には夏・冬の決まったボーナスの支給はありませんでしたが、繁忙期・閑散期の売り上げに貢献した契約社員にはボーナスのような一時金を最低でも¥30,000位は支給していました。
なので、契約社員・正社員と一言で言っても、業種・業界によって違いがかなりあるので、参考程度になればと思います。