Sponsored Links

ネクタイの結び方をおしゃれにしたい方向けに簡単でかっこいい方法を紹介しています。

ちなみにそのおしゃれな締め方は3種類で、ディンプル(くぼみorえくぼとも呼ばれる)を使ったシンプルな方法です。

ビジネスシーンでも使えるので是非参考にしてみてください。

Sponsored Links

ネクタイの結び方おしゃれな締め方は3種類のディンプル?

まず基本的にネクタイにディンプルを作ることによって、ネクタイのノットを三角に作りやすくなります(三角形というよりかは逆台形型)。

またこれから紹介する幾つかのディンプルはノットの種類はプレーンノット、ウィンザーノット、セミウィンザーノットなどどういったノットの形でも対応が可能でビジネスでも使っていただけるものだと思います。

ちなみにそれぞれのノットの結び方で参考になるのは↓の動画ですね。

上記の結び方を踏まえたうえでディンプルの種類を見ていきましょう。

※これから出てくるディンプルの名前は当ブログで勝手につけています。

センターディンプル

ネクタイにディンプルを作るといったら、まずはこの「センターディンプル」が最もポピュラーなディンプルですね。

センターディンプル

先ほど↑にあげているプレーンノットの動画が「センターディンプル」の結び方の教科書といってもいいと思います。

私の場合はしませんが、葬式や礼服でネクタイにディンプルを入れるなら華美になりすぎないこのシンプルな「センターディンプル」ですね。

また、細めのネクタイ(ナロータイ)やニットタイなどのディンプルを作るなら、センターディンプルがくぼみを作りやすくなります。

3つ折りディンプル

そして次のディンプルは名づけて「3つ折りディンプル」です。特徴としては中央に山を作り2つのくぼみを作る結び方です。

3つ折りディンプル

センターディンプルよりも立体感が出て、プレーンノットでもノットの大きさが錯覚でセミウィンザー並に大きく見えるので、少し襟のラペルが大きい上着に合いやすいディンプルですね。

どちらかというと普段この3つ折りディンプルをしている人はそこまで見かけませんが、店頭でディスプレイされているネクタイによく見られる結び方なので非常に見栄えがよく、少し力強い印象を与えたい人向けのネクタイのディンプルだと思います。

また幅が太いネクタイ(インポートのネクタイなど)は、センターディンプルは締めにくい場合があり、折る回数が多い3つ折りディンプルのほうが締めやすいこともあります。

アシンメトリーディンプル

そして3つ目がくぼみを左右どちらかに寄せて締めるアシンメトリーディンプルです(アシンメトリー:左右が非対称)。

アシンメトリーディンプル

アシンメトリーディンプルディンプルは少し上級者向けですね。

↑の二つのディンプルとは対照的に、キュッとした締め方ではなく少しふんわりとした締め方になります。

お仕事向きではないかもしれませんが、小慣れた感が一番するディンプルです。

ノットやディンプルがふんわりとしているので、個人的にはイタリア的な丸みを帯びた着こなしのスーツに合うディンプルですね。

スーツのイギリスとイタリアの違いを2つのポイントでまとめてみた

また↑の記事でイタリア的なスーツの着こなしに触れているので参考にしてみてください。

Sponsored Links

ネクタイのディンプルの結び方のコツとは?

ちなみにこの3つのディンプルを綺麗にかっこよく見せるには、結び方のコツが2つあります。

  • 小剣に大剣をのせるようにネクタイを締める
  • なるべくディンプルはしっかりと最後まで締める

小剣に大剣をのせるようにネクタイを締める

まず小剣を大剣にのせるよう(または浮かす)にネクタイを締めます。

ネクタイの大検と小剣

小剣と大剣の違いは↑です。

ネクタイの大剣と小剣の結び方のコツ

ディンプルを作らないネクタイの結び方だと小剣を包み込むように大剣を覆いかぶせますが、↑(横から見た状態)の画像のように小剣と大剣を切り離してネクタイを締めます。

こうすることでノットの中の奥行きを確保できるので、ディンプルを綺麗に作りやすくなりますし、また胸元により立体感が出やすくなります。

なるべくディンプルはしっかりと最後まで締める

そして2つ目は最後までしっかりとディンプルを締めるです。これをすることにより以下のような効果があります。

  • ノットの三角形が崩れてくるの防ぐ
  • ネクタイがずり落ちてくるのを防ぐ
  • ディンプルがなくなるのを防ぐ

以上この2つのコツをを意識して締めればディンプルはきれいにかっこよく決まります。

Sponsored Links

ネクタイの結び方をさらにおしゃれに見せるのはシャツの襟?

またネクタイの結び方はそれぞれシャツの襟の開きと少し相性があります。

例えば、↓のセミワイドカラーのシャツの襟だと、ウィンザーノットだとノットが大きすぎて収まりが良くないですね。

ウィンザーノット

もう少し襟の開きが広いカッタウェイカラーやワイドカラーであればウィンザーノットは合いますが、プレーンノットで合わせるのが一番ベターですね。

ネクタイの選び方で重要なのはハリと幅?品質がいいネクタイの見極め方とは?

もちろんノットの大きさに関しては、スーツやジャケットの襟の大きさとも関係してくるので、↑の記事も参考にしてみてください。

まとめ

  • ネクタイの結び方でシンプルにおしゃれに結ぶなら3種類のディンプル
  • 力強い印象の3つ折りディンプルは個人的におすすめ
  • ネクタイのノットの大きさは襟の開き具合が重要

ちなみに小剣と大剣を分けて締めても、ノットの三角がすぐに崩れたり、ずり落ちてくるネクタイはあまりいいネクタイとは言えませんね汗。

またノットでも、エルドリッジノットやトリニティーノットなどは邪道なネクタイの締め方だなぁと個人的には思ってしまいます。

Sponsored Links