五月病は、慣れない環境で4月に働いて、ゴールデンウィークの連休でリセットされ、体や心が仕事再開後ついていかないことが原因で起こります。
今回は新入社員の方向けに五月病の治し方を大きく5つの対処法でまとめてみました。
こんな症状は5月病
五月病は一般的に軽い鬱(うつ)の症状で適応障害の一つと言われています。
以下に当てはまる症状があるのであれば、五月病かもしれません。
- 脱力感を感じる
- 疲れやすい
- やる気が出ない
- 夜眠れない
- 落ち込む
- 下痢やめまい
- 食欲がわかない
概ね精神的なモノが起因として身体的にもこたえてくるものです。
ここでは色々な対処法をご紹介します。
水分を取る
気持ちが焦ったり頑張りすぎてる人ほど、カルシウムやマグネシウムが不足になっているので、イライラしたり疲れやすくなっています。
そういった人の場合、ミネラル分(カルシウムやマグネシウム)を多く含んだミネラルウォーターを飲むと効果的です。
リラックス効果のある紅茶や緑茶もおすすめ
またミネラルウォーター以外におすすめは紅茶や緑茶です。
紅茶や緑茶に多く含まれているポリフェノールにはリラックス効果がありおすすめです。
寝る前などは緑茶を飲むなら玉露※は避けましょう。※濃いめの緑茶(玉露)はカフェインが多量に入っているため眠れなくなります。
私の場合新入社員の頃、始業前にコンビニで買った冷たい缶のブラックコーヒーを飲むと不思議と落ち着きました。
コーヒーにもポリフェノールが入ってるので朝はコーヒーがいいですね。
カフェインが多く含まれているコーヒーなどはとりすぎに注意を。
参考記事⇒知っておくべき!コーヒーの飲みすぎは体にどんな影響を与える?
鉄分を取る
マグネシウムの不足と同様に鉄分が不足している場合は、疲れやすい体になっています。
鉄分を多く含む食品としては、豚のレバーやカツオなどありますが、それをとるとなるとなかなか難しいですよね。
おすすめはドライフルーツ
ドライフルーツには鉄分と同様にマグネシウムカルシウムも多く含まれているのでおすすめです。
ドライフルーツ入りのシリアルにヨーグルトなどであれば手軽に摂取できますよね。
またコンビニのおつまみコーナーなどに、パイナップルやリンゴなどのドライフルーツが売っていたりするのでチェックしてみてください。
適度な運動をする
運動する理由としては汗をかくことがかなり重要ですね。
どうしても運動不足で体の代謝がうまくいかないせいで疲れやすくなったりします。
デスクワークなどの仕事をし始めるとびっくりするほどカロリーも消費できません。
例えば、普段降りる駅より一駅前で降りて家に帰ってみたりするなどするといいでしょう。
また普段歩かない場所を歩くと気分転換できるかもしれません。
夜寝る前にスマホを見ない
最近では、スマホで動画サイト(YouTubeなど)を見ていると気付くと朝方になっているなどが多いのではないでしょうか。
特にスマホを夜に操作するとメラトニン※の分泌が抑制されるため、不眠症になりやすくなります。
※メラトニンとは、睡眠や覚醒を調整するホルモン。
結果睡眠不足により、疲れがとりにくくなり、体の脱力感が残ります。
なるべく眠る1時間前にはスマホの操作はしないようにしましょう。
友人のTwitterやFacebookなどのSNSを見ない
どうしても友人や会社の同期と今の自分を比較してしまいます。
TwitterやFacebookなどのSNSは知りたくなくても自然とそういった情報が入ってきますよね。
うまくいっている感が出ている友人や同期と自分を比べてしまうと焦ってしまいます。
時にはそういった情報の遮断が必要です。
まとめ
- ミネラルウォーターなどの水分でカルシウムやマグネシウムを取る。紅茶などのポリフェノールが入った飲み物もおすすめ。
- ドライフルーツなどで不足がちの鉄分を摂取。
- 適度に汗をかこう。
- 寝る前のスマホは睡眠不足になってしまうので×。
- TwitterやFacebookで他人と比較するのはやめましょう。
新卒で迎える初めての春。誰もが五月病は経験します。
少しでも自分は五月病かも?と思えば実践してみるといいでしょう。
無理に焦ることはありません。まだ始まったばかりです。乗り切りましょう!