耳垢が湿っている人向けの耳の掃除方法について書いてみました。
この耳かきの方法をすることによって、耳垢の湿りやニオイまた耳の中の痒みなどが和らぐかもしれないのでおすすめです。
また、おすすめの耳かきも紹介しています。
耳垢が湿っているのは2パターンあり!意外な原因で耳垢が湿っている?
耳が湿っている場合の掃除のコツをお伝えする前に、まずは耳垢が湿っているといっても2パターンあります。
※湿っている耳垢は粘性だとか粘着の耳垢とも言われます。
- 茶色い湿った耳垢
- 白い湿った耳垢
茶色い湿った耳垢
まず茶色い湿った耳垢です。色としては他にも黄色ぽいモノなどもあり、ベタベタして味噌のような形状のモノを指します。
これがよく言われる湿っていたり、濡れている状態を指す耳垢です。
色々な言われ方をされていて、アメ耳、ネコ耳、油耳、やち耳と言われます。※以後アメ耳に統一して説明していきます・
例外として黒くどろっした耳垢もありますが、ほとんどは掻き過ぎにより血が混じったものです(赤玉と呼ぶ人もいます)。
白い湿った耳垢
次にもう一つは白い耳垢です。乾いた耳垢を湿らせた感じのもですが、似たようなもので鼻や顔の毛穴から、にょろっとでる油の角栓のイメージです。
NAVERまとめでは揚げパンタイプという記載がありました(揚げパンたべられないですね汗)。※揚げパンでは何か気持ち悪いので白玉と呼びます。
私の場合は、乾いているパサパサの乾性の耳垢も取れますし、今紹介したような2種類の湿った耳垢になることもあるのでかなりハイブリッドなのかもしれません笑。
意外な原因で耳垢が湿っている?
ちなみによく耳垢が湿るのは遺伝だとかワキガ(アポクリン汗腺)など言われますが、それ以外にも普段から頻繁に耳栓やイヤホンなどをする人も比較的耳垢が湿りがちのようです。
特に耳の穴は構造上蒸れやすい場所なので、本当は乾いている耳垢の人でも蒸れていて湿った耳垢になりやすくなります。
耳垢が湿っている人向けの掃除のコツとは?
でやっと本題の耳垢が湿っている人向けの掃除のコツなのですが、私がやっている方法の紹介です。
- 耳かきでまずは産毛の耳垢をとる
- 最後に綿棒で耳の側面の耳垢をとる
1.耳かきでまずは産毛の耳垢をとる
まずは綿棒ではなく耳かきを使って、耳の中の産毛に付着している耳垢を除去※します。
※産毛についている耳垢を除去するといっても、耳に耳かきを突っ込んで空間(スペース)の中で耳かきを動かす感じなので、耳かきをしてる感じはないと思います。
実は耳の中にある産毛についている耳垢は結構多いです。
ちなみに耳かきは金属やゴム製のものなどありますが、先端が細ければどちらでも構いませんが、先端の形状は細く・らせん状やギザギザになっている耳かきを選ぶといいでしょう。
私が使っているのは↑のゴム状の先端が細くらせん状になっているタイプです(昔同じ先端のモノで金属タイプを使っていたのですが、金属アレルギーなのか耳の中が痒くなったりしました。また金属だと形状は違いますがミミダスが有名ですね。)。
↑の画像でも分かると思いますが、普通の綿棒よりも先端が小さいのが分かると思います。特にらせん状になっている箇所で、産毛についている耳垢を引っ掛けるように耳垢を取ります。
多分使っているものとほぼ同じのゴムの先端らせん状タイプの耳かきです。
耳かきの先端が細いモノを使うことによって、耳垢を耳の奥に行ってしまうのを防ぎます。(産毛の耳垢を放置していることで、耳垢がつまって難聴になっている人が多いみたいですね。)
2.最後に綿棒で耳の側面の耳垢をとる
で最後に耳の中(肌)に付着している耳垢を綿棒でふき取る感じで耳カスをとります。
実は耳かきで産毛についている耳垢をとるときに、耳の肌にこびりついている湿った耳垢も一緒に取れる場合が多く、綿棒は残りの汚れをとる感じでいいです。
耳鼻科の先生曰く、耳の肌側だけを耳かきで耳垢を外にかき出しても、産毛に耳垢が付着して残ることが多くそれが耳づまりの原因になるらしいです。
綿棒は白より黒がいい理由
まぁ個人的な意見ですが、白い綿棒を使うよりも黒い綿棒のほうがしつこくやらなくて済むかなぁと思います。
白い綿棒は耳垢が取れてるかどうか微妙に分からなくなるので、必要以上に耳かきをしてしまう傾向がある気がします(耳をかき過ぎて痒くなってしまう)。
平和メディク コットン・ZOO 赤ちゃん綿棒 くろ (160本) ツルハドラッグ
個人的には、先端が細い赤ちゃん用の黒綿棒がおすすめです。
※普通の綿棒で掃除するときに、耳かきで掻きだせていない耳垢が奥に押し込まれるのを防ぎます。
湿っている人には耳垢の吸引器は効果なし?
また耳垢の吸引器についてですが、湿った耳垢のアメ耳には効果はありません。
ただ耳の奥の産毛に引っかかっている白玉の耳垢はパサパサした耳垢よりもとれる印象です。
↑の動画でもありますが吸引力はメーカーによって異なりますが、多少産毛にこびりついた耳垢の塊などを吸えるほどの吸引力です。
耳垢が湿っている人は耳垢が臭くなりがち?
で耳垢が湿っている人の特徴としては耳垢が臭くなりがちなのですが…
湿った耳垢が臭い原因は耳掃除のし過ぎです(私もそうですが耳垢が湿っていると必要以上に耳かきをしてしまいます)。
結局、耳掃除をし過ぎることで耳汁(掻いた後に出る膿)が出るためにその耳汁と湿った耳垢が交わることで臭くなります。
もちろん耳の中は蒸れやすく湿りやすくなるために、雑菌が繁殖しやすい環境で湿った耳垢がさらに臭くなりやすいというのも原因です。
基本的に耳かきや綿棒で耳の中の肌を直接掻くように、耳かきをしなければ臭くはなりにくいのですが、今回紹介した耳掃除の方法であれば比較的耳の中の通気性が保たれるので、耳垢の湿りやニオイなども和らぐかもしれません。
この方法で耳掃除をしていると、通気性が良くなっているせいかアメ耳タイプの耳垢はあまりできなくなったと感じます(白玉タイプがほとんど)。
まとめ
- 湿っている耳垢は2種類ある
- 耳垢が湿っている人は先端が細くらせん状の耳かきで産毛の耳垢をまずは取るべし
- 湿った耳垢が臭いのは掻き過ぎが原因
私はたまにウォーキングをしたりジョギングをしたりしているときに、音が漏れにくい(カナル型)のイヤホンをしながら音楽を聴いて運動しています。
※カナル型は耳の中が蒸れます。
やはり運動をした週に耳掃除をすると、普段より湿った耳垢がどっさり取れるので、必要以上に耳かきをしてしまいがちです笑。