夜中に何度も目が覚めて眠れないのは病気かもしれません。ただ病気以外にも普段の日常生活での原因もあります。
今どうしても夜中に目覚めて起きてしまうという方向けに参考になればと思います。
また夜中に目覚めてしまって、眠れない時の対処法と対策も紹介しています。
夜中に目が覚める原因は病気?
まず、夜中に目が覚めてしまう原因として考えられるのは中途覚醒という病気の可能性があります。
- 中途覚醒とは?
- 中途覚醒は不眠症の一種で、原因としてはうつ病やストレスによる自律神経失調症などです。
ホルモンバランスが崩れてしまって、眠りが浅くなってしまうために夜中に目覚めてしまう。
ただストレスの無い方でも、普段カフェインをとりすぎの方は中途覚醒になる方が多いそうです(その日の体の代謝によってはカフェインを処理できないなどが原因)。
私もかなり毎日コーヒーを飲みますが、運動を全くしない日に飲みすぎると夜中に目を覚ますことがたまにですがあります。
カフェインを含んだコーヒーの1日の摂取量など↑の記事でも書いています。時間があるときにご覧ください。
女性の場合は例外
ただ女性の場合は少しばかり事情が違い、夜中に目が覚める原因として妊娠の初期症状の可能性があります。
ですので、もし女性で夜中に目を覚ましてしまうなぁと最近思う方は、一度チェックしてみるのもいいかもしれません。
とりあえず、簡単に言えば眠りが浅くなっている=夜中に目が覚める原因だということが分かったと思います。
夜中に目が覚めるのは日常生活が原因の場合もある?
とはいっても、眠りが浅くなる(=夜中に目が覚めやすくなる)原因として考えられるのは病気だけでなく普段の日常生活にも原因はあります。
- 就寝前の過度な運動
- 寝る前の食事
- 寝る前のスマホやパソコン
- 体の冷え
就寝前の過度な運動
まず一つ目の原因は寝る前の過度な運動です。
参考:運動は朝と夜で効果は違う?ダイエットするならどっちが良い?
参考:ウォーキングの消費カロリーはどの位?消費しやすい歩き方とは?
↑の両方の記事でも言っていますが、寝る前に激しめの運動をしてしまうと筋肉が温まってしまうため、数時間は体の熱量が上がり軽い興奮状態(アフターエフェクト)になってしまいます。
その為、ある程度疲れて寝てしまっても体は浅い眠りなので、夜中に目覚めて起きてしまうことがあります。特に筋肉の多い人は、ちょっとの運動でもなりやすいです。
↓のほうで寝る前or夜中目覚めたときのリラックス効果のあるストレッチ方法なども紹介しています。
寝る前の食事
次に二つ目の原因は寝る前の食事です。
寝る前に食事をとってしまうと、どうしても寝ている間に体が活動してしまうので、眠りが浅くなってしまい、夜中に目覚めやすくなってしまいます。
加えて、睡眠中でも体(特に内臓などの消化器官)が活動しているので、寝ていても疲れが取れない場合が多いです。
寝る前のスマホやパソコン
そして三つ目が寝る前のスマートフォン・タブレットやパソコンの閲覧です。
寝る前にスマートフォン(タブレットも)やパソコンの画面を見るとメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が抑制され体が興奮状態になってしまいます。
その為、睡眠が浅くなり夜中に目が覚める原因となります。
関連記事:五月病の治し方新入社員必見!知っておきたい5つの対処法
特に真っ暗の中でスマホ画面を見ると、さらにメラトニンが抑制されやすくなります。
体の冷え
体の冷えに関しては私の実体験ですが、夏と冬問わずに寝る前は大抵体が熱いので、タオルケットや掛布団は掛けずに寝ることが多いです。
その為、何もかけていないので寒さで夜中に目を覚ますことが多々あります。
これ自体は自覚症状があるので分かりやすいですし、睡眠中は体温が下がるので体の防御本能で目覚めるのだと思います。
夜中に目が覚めたときの眠れない場合の対処法と対策はある?
ただ夜中に目を覚まして、眠れないと困りますよね。
そういった人の為に、夜中に目が覚めてしまった時の眠れない場合の対策・対処法を紹介します。方法としては2つです。※夜中に足がつる前の予防と、つった時の対処としても効果的です。
- ホットミルクなどの暖かい飲み物のむ
- 静的ストレッチをする
ホットミルクなどの暖かい飲み物のむ
ホットミルクなどの暖かい飲み物は、副交感神経に作用しリラックス効果があるのでおすすめです。※副交感神経を刺激するものでは、ウーロン茶や他にレモンやヨーグルトなど梅干しなどがあります。
特にミルクはカルシウムが入っているので、目が覚めて眠れないイライラを抑えるのにちょうどいいかもしれませんね。
静的ストレッチ
そしてあまり知られていないのが、静的(せいてき)ストレッチです。通常は運動の後にするもので、筋肉を時間をかけて伸ばすストレッチです。
関連記事:ウォーキングのダイエット効果はある?効果を高める3つの方法とは?
ホットミルクなどの暖かい飲み物と同じように、静的ストレッチには副交感神経を刺激しリラックス効果と疲労回復効果があります。
筋肉をほぐす感じのストレッチです。
寝る前にしても効果があるので目覚めないための対策としてもOKですし、ベッドの上でも行えます。私は眠れない時は↑の動画を見てやっています。時間は9分ぐらいと少し長いです。
ただ実際、夜中の目が覚めたときにスマホやタブレットでストレッチの動画を見てしまうとブルーライト(※前述)で逆に眠れなくなるので、眠る前に明るい部屋でやり方に目を通しておきましょう笑。
まとめ
- 夜中に目が覚めてしまうのは眠りが浅いのが原因
- スマホの閲覧は睡眠ホルモンを抑制し浅い眠り(夜中の目覚め)になる恐れがある
- 夜中に目覚めてしまったら静的ストレッチ!
私の場合は、結構普段から寝る前に腹筋したり、スマホでブラウジングするのでかなり当てはまりますね。
ただ比較的コーヒーを飲みすぎたときぐらいしか夜中に目が覚めることはないので、慢性的な中途覚醒ではなさそうです。
とりあえず、挙げたことに心当たりがあるなら一度試してみるといいと思います。