スーツのクリーニングの頻度は、夏や冬などの季節によっても違いますし、持っているスーツの着数によっても違ってきます。
また日頃のスーツのケア方法などを知っていればクリーニング店に出す頻度は、かなり減ります。
5、6着以上持っている
春・夏なら1か月に1回、秋・冬なら2か月に1回か、1シーズンに1回程度でOKです。
もちろん夏であればクールビズなどでスーツスタイル必須でない場合は、1シーズンで1回でもOKです。
日頃のケア
ただクリーニングに出す頻度は少なくなるので、目に見えずらい汚れは生地の細かい目(繊維と繊維の間)にたまっていきます。
必ずスーツブラシ(¥2,000から3,000程度のでOK)で、肩回りのフケや生地についたホコリをブラッシングで取ったりして日ごろはケアしましょう。
またブラッシング※することによって、スーツ生地のテカリを防ぐこともでき、スーツが長持ちします。
※ブラッシングすることによって、汚れを取ると同時に、生地の毛が寝ることによって起こるテカリを防ぐ効果があります。
冬であれば、フランネル素材などの毛羽立ったスーツ生地やコート生地にもブラッシングは有効なケア方法です。
2、3着程度持っている
普段2、3着程度でスーツを回しているなら、春・夏なら1週間に1回、秋・冬なら2週間に1回程度は必要になります。
よくスーツの着回しで言われることが1勤2休で、スーツを1日着たら2日は休ませるというのがよく言われます。
その計算で行くと、最低3着は必要になりますよね。
でもスーツを持っている数が少ない場合は、色々な方法があります。詳しくは参考記事をご覧ください。
参考記事⇒スーツの汗の臭いを消す-自宅で一晩でできる2つの方法-
例えば就活などの学生は持っていて2着程度だと思いますが、そういった方にも有効です。スーツの臭いなどが気になる場合は、おすすめの方法です。
日頃のケアに関しては、5?6着以上持っている方と同じですが、スーツ自体のヘタリ(経年劣化)は早いです。
ですので、なるべく1シーズンで最低でもスーツを5着以上回せることが理想です。
洗えるスーツは便利
また最近では、自宅で洗えるスーツ(ウォッシャブルスーツ)などもあります。
個人的に持ってはいないので、何とも言えませんが選択肢の一つとしてはありです。
シワだけを気にするなら
特にスーツのニオイは気にならないなら、最低限1シーズン1回のクリーニング頻度でOKです。
シワだけを気にするなら、上着の袖部分などのシワになりやすい箇所は、お湯の霧吹きなどで十分シワは伸びますし。
またズボンの場合は、ズボンプレッサー等で十分アイロンのセンタープレスを付けられシワも伸びるので、問題ありません。
最後にスーツ全体をスーツブラシでブラッシングするだけで、フケ等の皮脂汚れなども取れるので十分だと思います。
クリーニングの出し過ぎには注意を
クリーニングはスーツ生地を傷めます。特に天然繊維のウールや、デリケートなモヘアなどの生地になるとより痛みやすくなります。
また安価なクリーニング屋に出すとスーツ生地も縮んだこともありますし、なるべくなら信頼できるクリーニング屋に出しましょう。
ですので長持ちさせるためには、普段からのブラッシングでケアを怠らずにいれば、スーツは長持ちしますし、クリーニングの頻度は減ります。
私の場合は、スーツの数をそれなりに持っているので、ラーメンの汁が付いたとか、ケチャップが付いたとかそういった時にしかクリーニングは出しません。
まとめ
- 5、6着以上持っている場合は、春・夏は1か月に1回、秋・冬は1シーズンに1回
- 2、3着の場合は、春・夏は1週間に1回、秋・冬は2週間に1回
- 日頃のケアはスーツブラシでブラッシングするとスーツが長持ち
- クリーニングはできるだけ少なく
ニオイがどうにもならない場合は、クリーニングはすぐにでも出したほうがいいですが、そうでなければ日頃は自宅でケアができます。
特にスーツの場合は、信頼できるクリーニング店に出しましょう。