赤ちゃんの奇声は病気(自閉症などの発達障害など)と思われがちですが、実際はそうではありません。叫ぶ原因は複数ありますが、特に病気ではありませんし、心配する必要もありません笑。
また赤ちゃんが奇声を上げるのが病気と思われている原因は、幼児期の奇声と混同しています。
最後のところで少し幼児期の奇声についても触れているので、参考しにしてみてください。
赤ちゃんが奇声を上げる理由は4つ
まず基本的に赤ちゃんの奇声を上げるのは病気ではなく健康な証拠です。
赤ちゃんが奇声を上げる理由は主に4つあり、特に生後2か月から1歳の終わりぐらいまでは、だれでも奇声を上げるものなので気にする必要はありません。
理由は以下の4つです。
- 声を出すのが楽しい
- 興奮している
- 抱っこしてほしい
- お腹が空いている
声を出すのが楽しい
特に一番は声を出すのが楽しい場合に奇声を上げることが多いです。
はじめは「あーうー」などの母音を中心とした生後2か月前後のクーイングと言われる喃語(なんご※)と一緒に赤ちゃんの奇声は始まります。
※喃語とは生後1か月程度まで赤ちゃんがしゃべる言葉。
ただ厄介なのは、周りで見ている大人が赤ちゃんが声を上げるとすごく嬉しがったりすると、赤ちゃんも調子づいてしまってさらに大きい声になってしまうことでしょうか笑。
ですので私の場合ですが、次の子からはなるべく喜ばないようにしました笑。
興奮している
また興奮している場合など楽しいときなどに奇声を上げることもあります。
↑の動画の子の場合が興奮している感じかな?
ちなみに私の子供の話でいえば、お風呂の時や、カレンダーをみせたとき(変わってる?)や、飼っている犬を目で追っているときは非常に興奮して、「キーっ」みたいな声で叫ぶことが多いです。
特にお風呂の入れ始めたころは泣いていましたが、最終的に喜んでキーキー奇声を上げています笑。
↓にお風呂関連の記事もあるのでお時間があるときにどうぞ♪
⇒赤ちゃんが風呂で泣くのは3つの理由!急に泣き出したのは何故?
抱っこしてほしい
抱っこをしてほしいときに、奇声を上げることもあります。基本的にはぐずりの一種です。
通常は泣くことが多いのですが、奇声を上げることも赤ちゃんによってはあります。
抱っこ癖がついてしまうのは心配ですが、抱っこすると静かになりますよね。
お腹が空いている
これもぐずりの一つで通常はお腹が空いている場合泣く赤ちゃんのほうが多いですが、稀に奇声を上げる赤ちゃんもいます。
いずれにしても冒頭で言ったように、奇声を上げることは問題はありませんので安心してください。
しかしながら言葉がある程度しゃべれるようになる幼児の場合は別です。
しゃべれる年齢になっても奇声を上げる場合は発達障害かも?
まず何度も言うように、生後12か月程度までの赤ちゃんの奇声は病気ではなく普通のことです。
しかしながら、十分な言葉がしゃべれる年齢になっても奇声を上げたりするのは発達障害の一つの自閉症の可能性があります。
赤ちゃんの時期に見極める方法はある?
で少し触れておくと、自閉症を赤ちゃんの時から判断する材料もあったりもします。
多少個人差はありますが、1歳になったころに以下のような特徴が見られたら自閉症かもしれません。
- お母さんと目を合わせない
- お母さんに抱かれたがらない
- 何度も同じ遊びを繰り返しやり続ける
- 言葉や声を上げるよりつかんで要求してくる
- 自分の手や頭などを壁やモノにぶつける
もし上記のような症状が1歳を過ぎてあるようであれば、お医者さんに行きましょう。
ちなみに自閉症は、女の子より男の子のほうが多いらしいです。
まとめ
- 赤ちゃんが奇声を上げるのは心配の必要なし、1歳の終わりから2歳ぐらいまではごく普通
- 話が出来る年齢(3、4歳)で奇声を上げるなら発達障害の疑いあり
- 1歳過ぎたころに自閉症か否かの判断が可能
むしろ赤ちゃんの時に叫んで奇声を上げることは、成長している証拠です。
どうしても乳児(赤ちゃん)と幼児との奇声が混同されることがあり、赤ちゃんの奇声=自閉症という間違った形で言われていることが多いようですが安心してください。
子育てはナーバスになりがちですが、もし1歳を過ぎて自閉症かもしれないと思ったら↑の表を見て照らし合わせてみてください。