ワイシャツのアイロンのかけ方は、2つのコツだけとりあえず覚えておけば簡単に綺麗に仕上げられます。
特に難しいことをするわけではないので、誰でも簡単に出来ますよ。
また襟や袖のカフス部分のアイロンの綺麗なかけ方や、ズボラな人専用で究極の手抜きアイロン術も紹介してみました。
参考にしていただければと思います。
ワイシャツのアイロンのかけ方のコツは硬いところと広いところ!?
とりあえずシャツのアイロンのかけ方の2つのコツは、硬い芯地の入った部分と、広い箇所をササーッとアイロン掛けを重点的にすることです。
襟と袖のカフスをまずアイロン
まずは芯地の入った襟と袖のカフス部分をアイロンすると効率的です。
シャツ自体は基本的に、襟や袖のカフスには芯地が入っていて、なおかつ生地が重なり合っている部分なので硬いです(後ろ身のヨーク部分や前身ごろの前立てにも芯地は入っています)。
その為、アイロン掛けをするとなるとめちゃくちゃ体力を使います。
しかも襟や袖のカフス部分のアイロンをおろそかにするとシャツ全体も綺麗に見えません。加えてこの箇所を後回しにするとアイロンを押さえつける力が作業していると萎えるので、最初にやることをおすすめします。
特にまとめてシャツを2~3枚アイロンする場合は、まずは襟や袖のカフスから攻めましょう。
プラス後述する超簡単手抜きのアイロンのかけ方でも、襟や袖のカフスは重要な部分なので覚えておくといいですね。
綺麗に襟や袖のカフスをアイロンするコツ
また襟やカフスの部分を綺麗に仕上げるには、外側から中央にかけてアイロンをするのがポイントです。※画像↓すいませんシャツが黄ばんでますが汗
よく安いクリーニングやアイロンがけが下手な方は、シワを先端に寄せているので、カッコ悪いです。綺麗に見せるためには襟や袖のカフス部分は丸く立体的に仕上げないといけないので、中央に寄せるようにアイロンをしましょう。
広い箇所からアイロン
そして襟やカフスのアイロンを終えたら、次にするのは広い箇所のアイロンです。
特に背中や前立てを中心に面積の広い箇所からアイロンをかけましょう。
あとは細かい部分はちゃちゃっと済ませればOKです。実際、アイロンがけで細かい部分のシワはほぼ取れませんが、大きい面積部分をアイロンすることによって細かいシワも目立たなくなります。
小じわが目立たないアイロンのかけ方
また広い箇所をアイロンする時には、裏側からかけることがポイントです。
というのもアイロンをシワを伸ばしたい表面からかけようとすると、アイロンの熱でプレスされた洗濯シワ(小じわ)取れにくくなってしまいます。
といっても入念に裏側をかける必要はなく、裏側2割、表側8割程度の割合でやれば綺麗に出来ます。
よりスムーズにシャツのアイロンをかけるときの注意点
また上記の2つのコツ意外に注意点は2つあります。
シャツは湿らせる
シャツは基本的に以下のどちらかの方法で湿らせておきましょう。湿らせたほうがアイロンがけはスムーズです。
- アイロンかける前に霧吹きで湿らせるorスチームアイロンで水分を与えながらアイロン
- 乾く前にアイロンする(シャツが半分乾いている状態)
個人的には、乾ききったシャツに霧吹きで湿らせるほうが好きですね。というのも…
シャツが生乾きの前にアイロンをすると温度差でシャツが焦げる場合もありますし、あと生乾きのニオイが取れていない状態でアイロンすると乾いても臭います汗
ですのでなるべくなら、面倒ですが霧吹きかスチーム一体型のアイロンで都度シャツを湿らすほうがおすすめです。
当て布をする
またもう一つの注意点は当て布を必ずすることです。
当て布をする理由は以下2つ。※当て布はアイロン専用のモノも売っていますが、薄いタオルで十分に当て布の代わりになります。
- アイロンでシャツが焦げるのを防ぐため
- アイロンの汚れで汚さないため
焦げるのを防ぐ
シャツの焦げは湿らせる場合でも注意が必要なのですが、一番は襟や袖などの素肌に当たるところの皮脂汚れによる焦げです。
というのも一見綺麗に洗濯で取れているように見えても皮脂などの汚れが付着している場合がおおいです。その為、直接アイロンの熱した鉄(ステンレス)部分に触れるとシャツについた皮脂汚れ(黄ばみ)が焦げて変色し取れなくなってしまうことがあります。
ちなみにシャツの黄ばみを予防する方法は↓の記事でも詳しく触れています。念のため、目を通していただければと思います。
⇒ワイシャツの襟の汚れや黄ばみの予防策5選!意外な原因は首が不潔?
アイロンが汚れている場合もあり
さらに、アイロンの汚れによってシャツが汚くなってしまうことです。
ちょっと分かりにくいですが、スチーム一体型のアイロンなどは結構スチーム部分に汚れがたまってしまいます※↓の画像。
定期的に掃除をするのですがある程度時間が経つと、水分中のカルキが原因かは分かりませんが、石灰がたまります。
当て布をしないとせっかく洗濯したシャツがアイロンの汚れで汚くなってしまうので、当て布をすることによりそういった汚れも未然に防げますよ。
究極な超手抜き簡単シャツのアイロン術!
最後にズボラな方限定のシャツのかけ方です。
ここまで襟と袖のカフスをアイロンすることを力説してきたわけですが、究極上着を仕事で脱がない方はジャケットを着たときに上着から見える箇所の範囲だけアイロンすれば超簡単にアイロンをかけられます。
仕事で上着を脱がない人限定の裏技!です汗。
とりあえずは、襟と袖のカフスと前立て部分の3か所だけアイロンをするという方法です。
- 襟部分
- 袖のカフス部分
- 前身ごろの前立て部分
これが出来る人は、普段上着を仕事で脱がない人限定です笑。
ちなみに私はよくやっていました笑。
もちろんスーツやジャケットの着こなし(袖からシャツを見せるか?)によって袖のカフス部分は、やらなくてもさらにいいかもしれません。
スーツの袖からシャツのカフス部分を出すかどうかは↓の記事でも詳しく書いています。時間があるときにでも見てみてください♪
まとめ
- 襟と袖のカフス部分のアイロンは最初にやってしまう
- 襟とカフスを終えたら、広い箇所を裏側からかける
- 究極、襟・袖・前立て部分さえアイロンで綺麗にしておけばOK
一応簡単に出来る手抜きアイロンは新米主婦の方の場合、旦那さんに誤解を与える可能性(嫁が手抜きしていると思われる)があるので、とりあえずこのブログのこの記事をブックマークすることをお勧めしますw
ちなみに夫婦間で何かあっても当ブログでは責任は負えませんw
極論こういったワイシャツのアイロンがめんどくさいと形態安定シャツを買うという選択肢もありますが、またどこかのタイミングで形態安定のシャツについても記事にしてみようと思います。