ビジネスマンがスーツ(クールビズやウォームビズなどのジャケットカジュアルスタイルも含め)時の腕時計の選び方ってどういった基準で選べばいいか?これは気になるところです。
特定の時計ブランドなども気になるところですが、機能性だとかそういった側面から腕時計選びについて書いてみました。
最近はスマホで時間を見たりするので、腕時計の需要が減ってきてるかもしれませんが、ファッション的なコーディネイトの要素として腕時計をしたりする方もいると思うので、参考になればと思います。
ビジネスマン腕時計の選び方はベルト(バンド)が一番大事?
まず腕時計で選択肢として気になるのはベルト(バンド)部分です。
一昔前まではスーツに合わせるなら革ベルト一択という雰囲気もありましたが、革のベルトか金属バンドかそれぞれのメリットとデメリットを覚えておくといいかもしれません。
革ベルト(バンド))の腕時計は臭くなる以外にもデメリットが…
まず革ベルトのメリットとしては革ベルトのほうがスーツに合うと言われています。
理由としては靴、ベルト、鞄などの革製品などをスーツの着こなしに合わせているので腕時計のベルトも革のほうが合うといわれている簡単な理由です。
個人的には靴やベルトが黒が多いので、革ベルトはブラックレザー派です。もちろん着こなしによって、どういった好みの問題になると思います。
革ベルトのデメリットはニオイだけじゃない?
ただ問題なのは革ベルトのデメリットは、汗などのニオイがベルトに染み込んでしまうところですね(中にはそういったニオイが好きという人もいますが…ニオイが周囲に迷惑をかける場合もあります…)。
これは多少ケアや、数を持っていればどうにかなりますが、個人的に一番困るのはシャツの袖のカフス部分が切れやすいというのが問題だったりします。※
特にワイシャツの多くは綿素材なので、水分を含む摩擦に非常に弱いのが特徴です。なので、シャツ自体の汗の水分と、革バンドに含まれた汗の水分と革バンドの接触する摩擦でカフス部分が切れやすくなってしまいます。
※もちろんケースサイズの分厚さでゴツゴツ当たったりするのも原因です。ケースサイズや革ベルトの対処法については↓で書いています。
金属バンドのメリットとデメリット
この金属バンドのメリットは革ベルトに比べて重厚感があるぐらいしか分かりません…デメリットとしては、金属系のアレルギーが一番の問題でしょうか。
※また加筆します。
ビジネスマン時計の選び方-スーツ姿やビジネスカジュアル兼用で使えるデザインとは?
ちなみに仕事だけでなく、カジュアルでも兼用に使える腕時計選びのポイントとして私が気をつけているポイントがあります。
ビジネスとカジュアル兼用で使えるケースサイズと分厚さ
まずはケースサイズと時計の分厚さです。
直径40mmぐらいまでのケースサイズが分厚さ関係なくビジネスでもカジュアルどちらのシーンでも使えるかなぁと個人的に思います。(ケースサイズが大きくなりすぎると、少しカジュアル感が否めなく、薄いと少し安っぽいです)。
腕が細めの人ならば、ケースサイズが小さくて少し厚め目なデザインであれば、バランスは取れますね。
ケースサイズに関しては、その人の腕の太さや、実際はめて重さをどれだけ感じるかも関係しますが、目安として覚えておいていいかなぁと思います。
文字盤の色
文字盤の色に関しては、黒ベースか白ベースのどちらかであれば、問題なく兼用が可能です。
例外的に、スーツでもカジュアルでもネイビーの合わせが多い方等は、文字盤のベースを青系にしてもいいですし、俗に言うアズーロマローネ(青と茶の組み合わせ)なども意識できるので、茶系の靴やベルトを多く持っている人なら、青系の文字盤は使いやすいかもしれません。
もちろん、革ベルトにを茶系統にしたりと考えだすと止まりませんが、なるべくうるさくならないように腕時計の色は3色程度に抑えたいところですね(腕時計に限らずファッションならそうですが)。
ビジネスマンの腕時計はベルトを工夫すれば着こなしに幅が出る?
また革ベルト金属ベルト2つともちょっと苦手だなぁという方向けにおすすめなのがナイロンベルトタイプのバンドです。
革ベルトだとニオイが…金属ベルトだと重すぎる…という方向けにベルト(バンド)だけを交換する方法です。
NATOストラップ
有名なのが(一時期ブームとまでは言いませんが)、ナイロンベルトのNATOストラップ※です。私も幾つか持っていますが、ダーク系統の色であればビジネスでも使えるベルトです。
楽天市場や色々なところで売られています。なので本体だけ高級時計を買ってナイロンベルトにするのもありです。
※NATOストラップは、元々はイギリス軍で使われていた時計のナイロンベルトからきています。古くはOO7のショーンコネリー扮するジェームズボンドなどが使っていたことでも有名です。
関連記事:グレースーツの着こなしの定番とは?見本はOO7のショーンコネリー?
革ベルトor金属ベルトをどうしても巻きたい方向け
カジュアルシャツの写真になってしまいますが、カフスのうえからベルトを巻くという方法もあります。
ただ白シャツだと革の汚れがつくこともあるので、あんまりおすすめはしません。
変わり種のシャツカフス
ちなみに変わり種でアンジェロガラッソというシャツのカフスを変形させて作ってるブランドもあります。
画像参照:グーグルの画像検索より
さすがにここまでして腕時計をしたいと思わないほうなので、参考程度のこういったシャツがある程度に覚えておくといいかもしれません。
まとめ
- ビジネスで腕時計を選ぶなら、ベルト(バンド)は革ならニオイ・金属ならアレルギーを気を付けるべし
- ビジネスでもカジュアル兼用ならケースサイズは40mm位・文字盤色は黒・白がおすすめ
- 革ベルト金属ベルトがダメなら飽きたらナイロンベルトがおすすめ
↑の画像で載せているカジュアルシャツの腕に巻いているのは、タテオシアンの自動巻きで大体5万程のモノです(ケースサイズは37mm)。中身はセイコーだったと思いますが、シンプルで使いやすくステンレス付近に傷が結構ついていますが、今でもよくはめます。
個人的にはこのぐらいの金額のモノは、メンテナンスが必要ないモノなので好きですね。