スーツの靴の選び方で最低限知っておきたいデザインや素材についてまとめてみました。

ビジネススーツに合わせる革靴の種類はそう多くありませんが、形やデザインの掛け合わせを考えると意外と複雑だったりします。

ただこれを履いとけば間違いないものもあるので、参考にしてみてください。

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形やデザイン

内羽式と外羽式

まずは靴紐(くつひも)部分の甲のデザインを覚えておくといいです。

内羽式と外羽式

  • 内羽式(うちばねしき)
  • 甲部分の革が一体になっているデザイン。

  • 外羽式(そとばねしき)
  • 甲部分の革が独立したデザイン。

内羽式に比べ外羽式は革が独立している分、甲の部分に可動域があり、よく歩く人にはおすすめです

ただ内羽式に比べ外羽式は、スポーティーでカジュアルに見えるデザインなので、敬遠する方も中にはいます。

また外羽式のデザインとしてはもう一つあります。

モンクストラップ

シングルモンクとダブルモンク

モンク(修道士)が紐なしストラップで靴を履いていたことから、モンクストラップという名前が付けられています。

紐なしで靴の脱ぎ履きが可能なので、靴を脱ぐ日本のスタイルには合っていますね。

出先でスリッパ出された時は、紐靴だと結構めんどくさかったりします汗。

またストラップが二つ付いた(※写真右)ダブルモンクストラップのデザインは、高級靴で有名なジョンロブのウィリアムなどが人気です。

※写真右はジョンロブのウィリアムではありません。

穴飾り

穴飾りシューズ

また穴飾り(パーフォレーションやブローグとも呼ばれる)が施されたデザインであれば、カジュアルになります。

呼び名としてはセミブローグフルブローグ(ウイングチップ)、クォーターブローグなどブローグシューズと呼ばれます。

基本的に外羽式と同様に、ブローグシューズはスポーティーなデザインなのでスーツに限らずジャケットスタイルで履く場合も多いです。

トゥ(つま先)の形状

トゥの種類

キャップトゥ、プレーントゥ、スワロートゥ、Uチップの概ね4種類あります。※画像は時計回り。

  • キャップトゥ
  • トゥには芯地が入っており、靴を履いていくと芯地が浮き上がってくるのを防ぐために、キャップ(多いかぶせる)トゥが誕生しました。

  • プレーントゥ
  • 特にフォーマル用の靴でおなじみですが、最近では日常のビジネス靴としても多く履かれています。

  • スワロートゥ
  • 比較的安価な仕様で作りやすく、安めに仕上がる。いわゆる餃子靴(ぎょうざぐつ)と言われていてファッション業界の人間は嫌い。

  • Uチップ
  • カジュアルな佇まいですが、高価な靴ブランドでは(エドワードグリーンドーバーなどの)人気のデザイン。

スーツの靴のオールラウンドプレイヤー

ここまで言った、甲のデザイン(内羽か外羽)穴飾りがありかなしトゥの形状である程度靴のデザインはできています。

内羽式ストーレートチップ

結局ここまで長く説明してみましたが、スーツの靴の選び方で困るのであれば内羽式のストレートチップ(バルモラルやオックスフォードシューズとも呼ばれる)が一番ベターです。

ただ多少業種によって違いはあるかもしれませんが、お堅くないところであれば、過度なデザインでないかぎり、内羽、外羽、穴飾り関係なく自由です。

しかしながらビジネスに限らず、内羽式の黒のストレートチップを持っていれば、TPO関係なく、冠婚葬祭などどういったところでも対応可能です。

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素材

スムースレザーとスエードレザー

スムースレザーとスエード素材

基本的にスムースレザーが一般的に革靴の革で、毛羽立ったスエードレザーはカジュアルなスーツに着る場合が多いです。

個人的にはスエードレザーの靴はスーツでもよく履くので勧めたいところですが、普通のビジネスマンにはおすすめしません笑。

スエード靴の合わせ方については、下記記事でも少し触れています。お時間あるときにでもみてください。

参考記事⇒スーツ生地の選び方-賢い方法は柄の種類を知っおくこと

スムースレザーの雨用の素材

またスムースレザーには雨用の素材があります。

ガラス靴と言われるもので、表面をコーティングしてあるので、汚れなどもはじきケアもほとんどする必要がありません。

ただガラス加工は安い靴が多く、履いているうち履きシワがひび割れなどで少し汚く見えます。※すべてのガラス加工された靴が安いわけではありません。

個人的にはイギリスの靴ブランドである、チャーチのブックバインダーカーフ(ポリッシュドカーフ)などが、ガラス靴の中でも高級な部類では有名です。

私も1足持っています。

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スーツにブーツやローファーはNG?

チェルシーブーツとローファー

ブーツやローファーは基本NGとは言われていますが、実際履いている人は多いですし、私も履いています。

会社の上司にお堅い方でスーツに詳しい人は、結構そういったブーツやローファーを嫌う人もいますでお気を付けて汗。

ただこれは少し特殊でファッション業界の人や、少しファッション感度が高い人がやることなので、スーツにブーツ・ローファースタイルは基本的にあまりおすすめはしません。

個人的におすすめの履き方

ちなみに私の場合は、雨の日はチェルシーブーツ(※写真左)をよく履き、夏のスーツスタイルの時であればローファーも履きます。

これはどちらかというと日本的なスタイルでなく、チェルシーブーツはイギリスローファーにスーツはイタリアン的なスタイルです。

イギリスのスーツとイタリアのスーツの違いについては↓の記事で触れています。

参考記事⇒スーツのイギリスとイタリアの違いを2つのポイントでまとめてみた

また夏のスーツスタイルの着こなしもこちらの↓の記事で紹介しています。

参考記事⇒夏のスーツの着こなしメンズ-色や生地、素材の賢い選び方-

履くときの注意点

ただスーツにブーツとローファーを合わせるときに注意点があります。

  • スーツにブーツを合わせるときの注意点
  • ブーツは甲が高くなるので、スーツのスラックスの裾に不要なたるみが出るので、不恰好になりやすい。

  • スーツにローファーを合わせるときの注意点
  • ローファーは甲が低めになるため、スラックスの裾がワンクッションぐらいのたるみだと裾が地面につくいて汚れる

裾の仕上げについては↓の記事でも触れています。参考にしてみて下さい。

参考記事⇒スーツの裾はダブルとシングルで違いは何がある?

私は色々と考慮して、ほとんどが裾の仕上げをダブルのハーフクッションにしています。

裾がダブルのハーフクッションだと、靴の甲が高くても低くてもどちらにも対応できます。

まとめ

  • 内羽式のストレートチップならオールランドで活躍する革靴のデザイン
  • ビジネスマンならスムースレザー素材、オシャレスーツならスエード靴も試してみるのもあり
  • スーツにブーツ・ローファーをあわせてもOK、でもスラックスの裾だけは気をつけよう!

いかがでしたでしょうか?

スーツの靴選びはそこまで神経質になる必要はありませんが、デザインや素材を最低限知っておけば、買い物はしやすくなります。

参考にしてみてください♪

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