唇にできたほくろやシミは病気の場合もあります。
悪性のほくろの可能性や内臓の病気の可能性もあるので、早めに気付くに越したことはありません。
また唇にほくろやシミができやすい人も稀にいますので、どういった人が唇にほくろやシミができやすいかもまとめてみました。
唇のほくろやシミは病気?
まず唇にほくろやシミができた場合、病気として考えられるのは2つです。
- 皮膚がん(メラノーマ)
- 腸のポリープの可能性
皮膚がん
ほくろの皮膚がんと言っても、年齢としては30代以上になってからなる方が多いです。
とりあえず10代や20代の方は心配はいらないと思ってもいいでしょう。
一応、分かりやすい判断基準としては、7m以上の大きさの濃いほくろまたはシミができたら皮膚がんの可能性は高まります。
プラスぷくっと膨らんだり、徐々に大きくなってきたりすると危険信号です。また触ってみて痛みなどがあれば要注意ですね。早めにお医者さんにいきましょう。
腸のポリープの可能性
そして、唇のほくろやシミが出ることによって直接の病気ではありませんが、腸のポリープ(いわゆる腫瘍、悪性だとガンの可能性)についての関連性がよく言われます。
ちなみにその症状は色々な名称で呼ばれ様々です。
- ポイツイエガー症候群
- アジソン病
症状としては、唇または口の中に斑点系(ソバカスみたいな)のシミや、見た目がほくろに近いモノができるなどです。
ですので唇にほくろやシミができたかも?って思ったら、あわせて口の中に斑点が一緒にできていないか?確認してみましょう。
唇にほくろやシミができやすい人の特徴とは?
とはいっても、唇にほくろやシミができたからってすべて病気というわけではありません。
特に唇も含め顔自体が人間の神経・血管が集まっている場所なので、比較的、体の中では唇はほくろやシミができやすい場所なのです。
↑は唇関連の記事です。お時間があるときにでもあわせて読んでいただければと思います。
で話を戻しますが、唇にほくろやシミができやすい人の特徴として、とりわけ挙げられるのが2つです。
- 唇をよく噛む
- 唇が日焼けをしている
唇をよく噛む
ほくろやシミができやすい人の多くは唇を噛むことによって、唇が刺激されけ血液が唇の中で固まってしまう場合などです。
ただ唇の中で内出血を起こしている以外にも、唇自体は刺激に敏感なので噛んだ刺激で変色(色素沈着)を起こしたりすることもあります。
唇を噛む行為はストレスの証拠?
ちなみに唇を噛む行為は、ストレスの一種と言われています(赤ちゃんで言うと、おしゃぶりと同じ)。
先程も腸のポリープに触れましたが、唇を噛む行為自体が一種のストレスなので仮にほくろやシミができなくても、人によってはストレスで内臓を悪くしてるサインかもしれないですね。
唇が日焼けをしている
そしてもう一つよく言われるのが、唇の日焼けによるほくろやシミです。
太陽の当たり方次第では、下唇が比較的日焼けによるほくろやシミになりやすいのが特徴です。
もちろん、上記2つ以外にも女性であれば口紅の油分(特に古い口紅の使用)・リップクリームなどにより、シミが沈着してしまうケースもあります。
唇にできたほくろやシミを消す方法や対処法などはある?
また女性であれば化粧などやコンシーラー等で唇のほくろやシミを隠すという方法はありますが、それ以外で唇にいったんできたほくろやシミは消すことが出来るのでしょうか?
方法としては、以下の3つがあります。
- 美容外科(皮膚科)でのレーザー除去
- ほくろ除去用のもぐさ
- 唇のシミに効果のある第3医薬品
美容外科(皮膚科)であれば、大体1m単位で10,000~の金額でほくろやシミを除去してくれる場合が多いです。
ただ唇に関しては金額が高いところもあります。
唇のシミができたときの自分でできる対処法はある?
現状、唇にシミができたときの自分でできる対処法として、唇にUV効果のあるリップクリーム(SPF)を塗るなど出来るだけ唇の日焼けを防ぐことと、口を噛むなどの刺激をさらに与えないことです。
いずれにしてもシミの場合は肌の入れ替わりが1か月周期なので、一か月ホワイトルマン(WHITE RUMAN)などの唇のシミに効果のある第3医薬品を飲んでみて、唇の様子を見るという感じが一番いいですね。
特に唇の日焼け等はそれなりに防げたとしても、唇を噛むなどの行為は日常生活で無意識にしてしまうので、↑で挙げているような医薬品(第3医薬品)を継続的に服用することで、唇のシミの予防にもなります。
まとめ
- 唇にほくろやシミの病気は皮膚癌(がん)か腸のポリープの可能性があり
- 唇のほくろやシミに気を付けるなら唇を噛む・唇の日焼けに気を付けよう
- 唇にシミができても1か月位で消えることもある
意外と気付かないうちにほくろやシミはできているモノです。
とりあえず気付いた時には、まずは病気かどうか?を疑ってみましょう。