暖房器具の電気代を比較してみました!
とりわけ部屋を暖める暖房器具で何か一番安いか?について書いています。
また実際私の家でやっている暖房の電気代(暖房費?)の節約テクニックも紹介しています。
暖房器具の電気代を比較!
とりあえず暖房器具の1時間当たりの電気代を比較表にしてみました。
低い順から並べています。
基本的には一般的な暖房器具のワット数をもとに表を作成しています。石油・ガスファンヒーターも比較の為に載せています。
暖房器具の種類 | 1時間あたりの電気代 | 備考 |
---|---|---|
こたつ | 2円(弱)~5円(強) | – |
カーペット | 5円(弱)~8円(強) | – |
エアコン | 15円 | – |
ハロゲンヒーター | 18円 | – |
カーボンヒーター | 20円 | – |
電気ストーブ | 22円 | – |
セラミックファンヒーター | 23円 | – |
遠赤外線ストーブ | 24円 | – |
ガスファンヒーター | 29円 | ガス料金:115円 |
石油ファンヒーター | 30円 | 灯油料金:89円/L |
オイルヒーター | 34円 | – |
- ※こたつは600Wを想定
- ※電気(ホット)カーペットは500Wを想定
- ※エアコンは6畳~7畳用を想定
- ※ハロゲンヒーターは800wを想定
- ※カーボンヒーターは900wを想定
- ※電気ストーブは1000wを想定
- ※セラミックファンヒーターは1200wを想定
- ※遠赤外線ストーブは1100wを想定
- ※ガスファンヒーターは10畳用を想定
- ※石油ファンヒーターは10畳用を想定
- ※オイルヒーターは1500wを想定
参考URL:http://www.biccamera.com/bc/c/kaden/heater/index.jsp
個人的に意外なのがこたつとカーペット。
カーペットのほうが電気代は低いイメージがありましたが、そうではなかったです。
ただこたつと違い、カーペットのほうが半分だけを暖めたり、こたつよりも温度の微妙な設定ができるので、こたつよりも電気代は安くできるかもしれません。
部屋を暖めるなら一番電気代が安い暖房器具とは?
ただ用途で言ってしまえば、部屋を単純に暖かくするのであれば圧倒的にエアコンの暖房が他の暖房器具よりも比較してみると電気代が安いです。
というのも部屋全体を暖める暖房器具は、エアコン以外には、ガスファンヒーター・石油ファンヒーター・オイルヒーターの3つですが、1時間当たりの電気代も2倍の差があります。
しかもガスファンヒーターはガス代と、石油ファンヒーターは灯油をさらに使うので、エアコンが断然に暖房費が安くなるのは分かると思います。
さらに言えばエアコンの冷房の電気代節約の記事でも触れていますが、暖房も同様で1℃設定温度を下げれば、10%の電気代を節約できます。
ちなみにクールビズ冬版のウォームビズでは20℃の暖房の設定温度が推奨されています(2011年の東日本大震災による原発問題の影響から、節電が叫ばれていることもあり、大体20℃前後の暖房の設定温度にしましょうみたいなことがウォームビズ関係なく言われています)。
そもそも部屋を暖めるということから考えると、エアコンとそれ以外の暖房器具は用途が全く違う(部屋を暖めるというのではない)ので、エアコンと比較すること自体がナンセンスかもしれないですね汗。
個人的な使い方として、ハロゲンヒーターは冬のお風呂上がりの寒いときに使ったりします(セラミックヒータはお風呂上がりは風が寒いのであんまり使えないかなぁ)。
エアコンの暖房も寒い地域では通用しない?
ただエアコンの暖房にも欠点があり、寒い地域(気温が0℃などの氷点下)だとエアコンの室外機がうまく作動しないためにエアコンの暖房はほとんど使えません(使えますが、省エネではない)。
【メーカー直送品・個人宅配送不可】リンナイ ガスFF暖房機RHF-309FT・都市ガス13A用木造8畳/コンクリート造10畳【997574】
その為、寒い地域ではガスを使うFF暖房機などが一般的です。
もちろんそういった地域にお住まいであれば、ほぼ知っていて当然なので語るほどのことでもないですね汗。
部屋の暖かさにこだわらなければ
私の場合、どうしても寒いときはエアコンで部屋全体を暖めますが、暖房の暖かさで頭がフラフラになるほうです(一酸化炭素中毒みたいな感じ)。
ですので単純に部屋を暖めないのであれば、エアコンの暖房よりもこたつのほうがいいですね。
暖房器具の電気代を節約するためのテクニック
一応、うちでやっている暖房器具(主にエアコンとこたつ)の電気代の節約してる方法を紹介です(多分、節約になっている…気休めかもしれません)。
エアコンの場合
エアコンの場合はなるべく、フィルターの掃除をすることと急な気温の上げ下げをしないこの2点だけ守れば問題はないです(冷房と同じですね)。
ですが強いてもう二つ言えば、窓のカーテンをしっかりする等、戸建ての方なら階段のところの上の隙間などを暖かい空気の逃げ場をなくすようにカバーするといいです。
画像では分かりにくいですが、実際は段ボールなどを適当に切ったものをはめ込んだりしています。ただ段ボールは見栄えが悪いです汗。
こたつや電気カーペットを使う場合
そして二つ目はエアコンを使わずに、こたつや電気カーペットを使う場合です。
個人的には普通のこたつだと熱くなりすぎるというのがあります。うちでは犬が冬はこたつで寝てしまうため、熱くなりすぎるので、代わりにこたつは入れずに電気カーペット使っています。
その時に使えるのが段ボールです。
もともとフローリングが犬の爪で傷がつくために、段ボールを犬が動くところのフローリングに敷いていました。
たまたま段ボールを電気カーペットの下に敷いていたのですが結構暖かいです。
乾燥対策に使っていた加湿器が結構使える!
ただ電気カーペットは部屋自体が暖かくならないので(手先などが冷たくなったりする)、エアコンを使わない場合はスチーム式の加湿器を使って湿度を上げ体感温度を上げています(実際室内の温度は上がります)。
ちなみにうちで使ってるのは↓
赤ちゃんが生まれたときに冬に乾燥対策で使っていたところ、部屋が意外と暖かくなるのでびっくりしました。
イメージで言うと、スチームアイロンのスチームで部屋が暖かくなるのと同じ感覚ですね。ただ広すぎる部屋だと効果は微妙かもしれません。
ただ安いスチーム加湿器は残念ながら省エネではありません。大体200wや300w程度のスチーム加湿器ですと、1時間当たり約¥10ほどの電気代です。
ですのでエアコンと一緒にスチーム加湿器を使ってしまうと電気代がもったいないので、うちではエアコンは使わずに電気カーペットとスチーム加湿器をセットで使っています。
電気代の計算でいうと、電気カーペット¥8+加湿器¥10で1時間当たり¥18ほどです。エアコンより少し高いですが、乾燥を考えればそこまで高くないかなぁと思います。
※加湿器に関してはまた記事を書きます。
まとめ
- 部屋暖房するならエアコンが圧倒的に電気代(暖房費)は安い!
- 部屋を暖めないならこたつやカーペットが安い
- スチーム式加湿器をこたつやカーペットと併用は意外とおすすめ
私の場合は、アレルギー肌なので乾燥するとどうしてもつっぱります。その為、冬はエアコンは使わずに加湿器+電気カーペット(こたつ)+段ボール(カーペットの下)のセットが定番です。
いずれにしてもエアコンの暖房を使うなら、インフルエンザ対策も兼ねて加湿器は使ったほうがいいです(インフルエンザは乾燥した空気が大好物、湿気には弱い)。