スーツやジャケット等のワイシャツの下に着るインナー(下着・肌着)の色は何色が一番良いのか?について書いてみました。
基本は透けない色のインナーということが前提になると思いますが、個人的に黄ばみや汚れを考慮したインナーの素材選びなどについても触れています。
また合わせるインナーの色としてはNGかなぁと思う色もありますが、少し例外もあったりもするので、参考にしていただければと思います。
スーツのシャツのインナーは何色がベスト?買う時の注意点とは?
まずスーツを着るときのシャツのインナーとしては白かベージュ系統(肌色などのスキンカラー)の2~3色がベストかなぁと思います。
スーツやジャケットに合わせるワイシャツのほとんどが白無地や白ベースの柄物が多いと思うので、ワイシャツの首元が透けても一番目立ちにくいのが白やベージュですね。
ただ個人的にはベージュや肌色のインナーは、母親が着ているババシャツのイメージがあるので心理的な抵抗感があります汗。
また私は比較的、物持ちがいいほうなので(人によってはワンシーズンで買い換える方はいますが)、ベージュ色系統のインナーだと脇が少し黄ばんだり汗ジミした時に漂白が出来ない※ので白のインナーの割合が多いです。
※後でも触れますが色味があるモノは酵素系漂白をしますが、スキンカラーの下着は汚れが落ちにくい傾向があります。
白色インナー等の買うときの注意点とは?
基本私もスーツのシャツの下に着るインナーは白のインナーがメインなわけですが、買うときに注意しているのが素材ですね。
素材としてはなるべくコットン(綿)100%のインナーを買うようにしています。
私がなるべくコットン100%の白のインナーを買う理由は、ユニクロのエアリズムなどの機能インナー(肌着・下着)は着心地がいい反面、ナイロンやポリウレタンなどの化学繊維が素材として使われているので汗で変色しやすいからです(ベージュ系統のインナーは化学繊維を使っているケースが多い)。
こういった化学繊維の素材は漂白(酵素の漂白※)をしても黄ばみや汚れが取れないことがあるので、特に薄い色の機能インナーはここ数年は買う機会が減りました。
※白の化学繊維のインナーでも塩素漂白しても取れないケースが多いです。
機能インナーに使われている素材のデメリット
ちなみに機能インナーでよく使われている素材のデメリットはこんな感じです。
- ナイロン…熱に弱く、変色しやすい
- ポリウレタン…汚れが落ちにくい
もちろん色々自分で試してみないと分からない部分はあります※が、それなりに長く使うことも考えれば白色でコットン100%のインナーが一番使いやすいなぁと感じます。
※多少、その人のかく汗がアルカリ性や酸性などで黄ばみやすい等はあるようです。特にアルカリ性の汗をかく人は黄ばみやすいといわれています。
スーツのシャツのインナーの色は例外もあり?
ただ少し話を戻すと個人的には↑で言ってるようなことと矛盾しますが、インナーの色は首元のデザインによっては黒やグレー等の濃い色などでも例外的にはありです。
首元のデザインが深めのインナーであれば究極黒でもOK?
と言うのも、首元が深めのVネックやUネックであれば正直スーツの上着(ジャケット)を着ていれば、究極濃い色(黒など)のインナーでもワイシャツの透けは目立ちにくいからです。
もちろん上着を脱がない人限定です。
また深めのネックのデザインであれば、クールビズなどのノーネクタイスタイルや、ワイシャツの第二ボタンまで開けたとしても、インナーはギリギリ見えないので、インナーの色は正直関係ないと感じます。
着こなしによってもインナーの色は何色でもいい?
また三つ揃えのスリーピースのスーツや、秋冬であればセーターやカーディガンをワイシャツの上に着てしまえば、インナーは究極普通にプリントTシャツを着ても目立ちません。
もちろんかなり例外的なモノですが、私の場合一人暮らしの時に洗濯モノを放置して着るインナーがない時にはワイシャツの下に私服のプリントTシャツを着ていました笑。
スーツのインナーは上着以外にも気を遣うべき?
またインナー繋がりで話をすると、汗かきの人などは上のシャツだけでなくパンツや靴下にも気を使ったほうがいいかなぁと思います。
特に夏であれば、ライトグレー等の明るめのスーツ等のスラックスを履いている人で稀にですが、太ももやふくらはぎ部分が汗ジミでとんでもないことになっている人が結構多いです。
私自身も自転車通勤をスーツでしているので、汗だくになることが多いので↑の記事でも触れていますが、パンツであれば速乾性のあるもの、靴下であればふくらはぎまであるようなロングホーズの靴下を履いたりして、スラックスの汗ジミ対策はしたほうがいいですね。
まとめ
- スーツのシャツの下に着るインナーは白かベージュ系統のスキンカラーがベスト
- スーツ・ジャケットの上着を脱がない前提であれば深めのVネック・Uネックで濃い色の下着を着てもOK
- 汗かきの人や明るめのスーツ・スラックスを着る人はパンツや靴下などのインナーにも気を遣おう
相当凝ってる人であれば、ピンクのシャツを着るときは同系色の少し薄めのピンクのインナー、ブルーのワイシャツであれば少し薄めのブルーのインナーなどの色を合わせる人も稀にいます。
流石に私はそこまでできませんね汗。