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少し乱暴な言い方になってしまいますが父の日の由来は簡単にいうと、母の日があるんだったら父の日も作ってよという、不公平感から作られた記念日です笑。

父の日,イエローリボン

日本の父の日はアメリカ由来の記念日になるわけですが、実は贈る花も厳密なものではなく結構ラフだったりします。

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由来はアメリカ

現在日本でも記念日として広く知られている父の日は、母の日と同様に由来がアメリカからきています。

ではアメリカでは、どのような由来で父の日が出来たのでしょうか?

お父さんが可哀想!?ではじまった父の日

1909年にアメリカのワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッド(女性)さんが、男で一つで育ててくれた亡き父(ウィリアム)に感謝を込めて祝ったのが父の日の始まりです。

その当時、すでに5月の第2日曜日は母の日として祝われていました。

そんな彼女は、母の日があるのに父の日がないのは、可哀想だ不公平だということを訴え、次第にアメリカ全土にそれが広まりました。

母の日が5月、父の日が6月は偶然

また亡き父ウィリアムの誕生日が6月であったため、6月の第3日曜日が父の日になりました。

そう考えれば、5月に母の日、6月に父の日という続けてあるのは偶然だったというのが不思議ですね。

ちなみに母の日は1911年までにはアメリカの各地で祝うことがされていたのですが、国の記念日として制定されたのは1914年です。

父の日は、1972年にやっとアメリカの国の記念日として制定されたのです。母の日と比較して約60年の開きがありますね。

父の日がぞんざいな扱い方をされていると思うのは、私だけでしょうか笑?

日本ではファッション業界が関係してる?

その後日本でも広まりだしたのは、アメリカの影響を受けて1980年代からです。

きっかけは1981年に日本メンズファッション協会が、日本ファザーズ・デイ委員会を発足したのが始まりです。

その翌年、1982年の6月から父の日としてベストファーザー賞(イエローリボン賞)が開催されるようになりました。

1950年代からすでに日本でも祝われていた?

しかしながら色々調べると、父の日は1950年代から日本でも祝われていたそうです。

母の日であれば、キリスト教関連などで17世紀には日本でも祝われていた説や、香淳皇后(こうじゅんこうごう)の誕生日の3月6日が母の日として戦前はお祝いされていたというようなこともあります。

参考記事⇒母の日の由来はアメリカから!でも10月20日になっていた?

ただ確証となるものはなく、自然に1950年代と考えると戦後のアメリカの影響なんだと思いますね。

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黄色の花なら何でもいい?むしろ黄色じゃなくてもいい?

元々、父の日に花を贈るのは白いバラが始まりと言われています。

白いバラには尊敬という意味の花言葉があります。

黄色いバラはマイナスな意味

しかしながら日本の父の日に贈られる代表的な花は黄色いバラであり、本来の花言葉は嫉妬で否定的な意味を持っています。

黄色の元々の意味※が重要視されているわけですが、本来の花言葉はマイナスイメージなのです。それを良いと思わない人も多いです。

※黄色は、幸福の色(中国から古く日本に伝来している意味)として喜び、楽しみなどの肯定的な意味合いが一般的です。

そう考えると父の日は、結構ラフな感じで自由ですよね汗。日本ファザーズ・デイ委員会は黄色のバラをガンガン押してます笑。

ただ実際のところ、色もそれほど気にする人は最近はいません。

バラ以外の花でもOK

参考にですが、贈る花のバリエーションはバラ以外にもあり、花言葉やその花のイメージで選ばれる場合が多いです。

  • 向日葵(ひまわり)
  • イメージ:太陽

  • 胡蝶蘭(こちょうらん)
  • 花言葉:幸福が飛んでくる

  • 百合(ゆり)
  • 花言葉:威厳

ガジュマルの画像

しかしながら最近では、1年中緑を楽しめるガジュマルなどの観葉植物が人気で父の日に合わせてプレゼントされる方が多いそうです。

ちなみにガジュマルの花言葉は、健康・幸福です。

1年中楽しめ、かつ管理が簡単な植物なので、ズボラなお父さん方のプレゼントにはピッタリかもしれません笑。

最後に

いかがでしたでしょうか?

父の日は母の日と比較してみると影が薄くなりがち(私だけ?かも)ですが、こういった歴史的な背景があったんですね。

こういった事実を知ってしまった以上、これを機にお父さんを大事にしてあげてください笑。

特に父の日は黄色いバラを贈るイメージがあった人には、百合や胡蝶蘭のような花でも観葉植物でもOKなので新しい発見になったんじゃないでしょうか?

是非参考にしてみてください♪

関連記事⇒父の日と母の日をまとめて祝うなら3通りのプレゼント選びでOK

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