クールビズの夏の時期、スーツ、ジャケット、ワイシャツ、スラックス…とクールビズ仕様の服装にできていても、なかなか足元の革靴までクールビズ対応している方は少ないんじゃないかなぁと思います。
スーパークールビズなら何でもありですが、スーツでノーネクタイ、ジャケスラスタイル等など…それなりにビジネス色の強い着こなしなら、くだけすぎない程度に足元もクールビズをしたいものですよね。
クールビズの足元にこれといった決まりがあるわけではないですが、通気性のいいデザインや軽やかな履き心地の靴を選ぶだけでも足元も涼しげにみえるので着こなしに幅が出ると思いますよ。
クールビズの靴まずは通気性のあるデザインで選ぶべし?
まずクールビズに履く靴で意識したいポイントは通気性ですよね。なので涼しくて蒸れにくいデザインを選びたいですよね。
穴飾りのあるデザインの靴
まずおすすめなのが穴飾りがあるデザインのモノです(総じてブローグと言います↓はウイングチップ)。
SFW サラバンド SARABANDE オーセンティックビジネスシューズ(ウイングチップ)(ライトブラウン)
↓の記事でも書いていますが、元々穴飾りは通気性を持たせるために作られたデザインです。
→クールビズの服装男性の着こなしをおしゃれにする4つのポイント
普段は穴飾りがついていない革靴を履かれている方には、例えば黒の穴飾りがある靴に変えるだけでもそこまでカジュアルダウンしないので、ちょうどいい靴のデザインだと思います。
ヤンコ クォーターブローグ ブラック (YANKO 14657 BLACK)
ちなみにウイングチップだと少しカジュアルになりすぎるなぁと思ったら、↑のクォ―ターブローグなどでもいいと思います(反対に少しカジュアルにするなら、明るい色みを選んだりでもいいと思います)。
さらに通気性を重視するなら
さらに見た目以外にも機能性を重視するなら、クールビズの夏の暑い日にも重宝する靴があります。
例えば、ABCマートで売られているホーキンスクール等のような通気性を重視した革靴です。
靴底事態に空気穴が空いており、蒸れずに涼しく履ける靴ブランドのひとつですね。
靴底の話をすれば、牛革のレザーソールも元々牛の皮膚なので毛穴があり、厳密的には通気性はなくはないです。
なので、↑の記事でも触れていますが、普段ゴム底を履かれている方はレーザーソールにするだけでも違うといいたいところですが、紹介したGEOXの靴底のほうが純性のレザーソールよりも蒸れにくさ涼しさは断然腕だと思います。
クールビズの靴は軽やかさで足元を涼しげに
ちなみにジャケットスラックススタイル、もしくはジャケット着用せずにワイシャツスラックス(チノパンやジーパン等)スタイルの方にはウイングチップ等のブローグ系の靴だとだと少し足元が重たいなぁという感じはあります。
そういった場合、足元に軽やかさを求めるならローファーがいいですね。
ジャケットスラックススタイルでもスーツにノーネクタイスタイルでもローファーは足元が軽やかに見え、涼しげに見えると思います。
→スーツにローファーってあり?履くなら気を付けたい4つのポイント
スーツにローファーがいいか否かは↑の記事で触れていますが、クールビズの時期に関しては問題ないかなぁと感じます。
レストラン等でたまにあるスマートカジュアルのドレスコード的な着こなし=クールビズの着こなしみたいな感じが分かりやすいと思います。
さらに軽やかさが増すローファーとは?
またさらに軽やかさにこだわりたいのであれば、グッドイヤー製法などの硬い履き心地の製法の靴ではなく、マッケイ製法(ブラックラピッドやブレイク・ステッチダウン等)等の靴が軽い履き心地でおすすめです。
簡単に言うと、マッケイ製法などは表革と靴底が直接縫い付けられているので、その分履き始めから靴底の返りが良く、ストレスなく履けます。
具体的にどういったブランドでマッケイ製法のローファーを扱っているかなどは説明が難しいですが、リーガルのオンラインストアなどは、それぞれ製法を表記してくれているので分かりやすいと思います。
もちろん、グッドイヤーウェルテッド製法の靴でも履き始めが柔らかいものも中にはありますが、マッケイ製法であれば間違いなく軽やかに履けます。
クールビズの靴で軽やかさをさらに求めるなら表革にもこだわれ!?
またマッケイの製法などの場合は、靴の作りによって軽やかさを作ってくれるのですが、もしそれなりに余裕があれば、実際に使われている表革(アウトソール)も柔らかい革を選ぶことでさらに軽やかになります。
例えば、イタリアンカーフレザー等の革(仔牛の革)が柔らかさがあります。
【SALE30】SANTONI(サントーニ)カーフスエードストレートチップドレスシューズ 23162 15061202019
ただ比較的、イタリアンカーフを使っているイタリアの靴ブランドだったりすると平気で7~8万程するので、金額は少し高いですよね。↑有名どころだとサントーニとかですね。
表革が柔らかい靴の例
ちなみに個人的にはスコッチグレインのイタリアンカーフを使ったスエード靴がおすすめです(イタリアのインポートよりも安い)。
スコッチグレインは比較的柔らかめのグッドイヤー製法なので、靴底もそれほど硬くはありません。
以前は、トリノというイタリアンカーフ(スムースレザー)を使ったモデルがあったのですが、今はラスト(木型)だけをアバンスという後継モデルで使用して、硬めの国産カーフで展開しています(個人的にはイタリアンカーフでトリノ復活希望ですね)。
ちなみに夏場はスコッチグレインのスエード靴のストックが公式サイトの通販でも常に在庫切れでないのですが、問い合わせると店舗に在庫がある場合があるので、問い合わせしてみるといいでしょう。
私も実はこのスエード靴を買ったのは夏直前でしたが、在庫を探してくれました。
まとめ
- クールビズの暑い時期はウイングチップや蒸れない靴で通気性を重視
- よりカジュアルな服装OKならローファーなど軽やかな靴もおすすめ
- さらに軽やかさを求めるなら柔らかい表革を使った
大手企業などでは、会社側でスーパークールビズの時期に足元はサンダルなどでもOKという服装規定として認めてくれているところもあるので、分かりやすくていいですよね。
さすがにビーチサンダルだと微妙な感じはしますが、仮にOKだとしても通勤中に満員電車で足を踏まれて痛い思いをしそうですよね….