京都の桜の見頃は京都の人間でもなかなか毎年分からないものです。
ただ私の場合は基本的に、ウェザーニューズの満開情報を見て、なるべくなら満開になった時点で急い見にいっています。
そして個人的には早咲きと遅咲きの両方を楽しめる桜の名所がおすすめなので、そのあたりも含め京都の桜を見に行く時の参考にしていただければと思います。
また少し変わり種というほどではありませんが、遅咲きの名所でおすすめの場所も簡単に紹介しています。
京都の桜の見頃2018年はいつ頃?満開宣言が出たら急がないといけない理由とは?
そもそも京都の桜の見頃の時期は場所(名所)ごとにそれぞれ違いますが、概ね京都市内中心部(四条・京都駅付近)の暖かい場所は毎年満開の時期は4月5~4月10日前後付近頃です。
以下に簡単にですが、早咲と遅咲きどっちでも行ける名所と遅咲きで行くのであればおすすめの名所個人的にそれぞれピックアップしてみました。
※ライトアップに関する名所に関しては↓の記事で詳しく触れています。
→京都の桜ライトアップの名所2018年から新たな名所が生まれるかも
早咲と遅咲きどっちでも行ける名所の見頃
平野神社 | 個人的には桜吹雪が一番きれい |
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京都府立植物園 | 地面に咲いている芝桜が個人的に好きです(芝桜はサクラの品種ではないのですが)。 |
京都御所 | 梅や桃と一緒に咲いていますが、早咲きの糸桜が綺麗です※↓の動画 |
遅咲きで行くのであればおすすめの名所
この3つの名所は例年。4月10日以降が満開で見頃の時期です。
平安神宮 | 紅枝垂れが有名 |
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仁和寺 | 京都で一番遅咲きの桜が咲きます※↓動画 |
原谷苑 | 定番で「原谷苑の桜を見ればあとはいらない」とよく言われるほどの桜の木の数です(確か4000本) |
満開宣言が出たら急いで見に行ったほうがいい理由とは?
ちなみに意中の桜の名所があるなら、その名所の満開情報が出たらならすぐに見に行ったほうがいいです。
というのも、一応知らない方に説明すると、桜の満開は8分咲~10分咲のことを指します(満開宣言が出るのは8分咲)。京都だと場所にもよりますが、雨や風が強い日がなければ、満開宣言(8分咲)が出てから10分咲で散るまでの期間は通常は約1週間ほどです。
例えば、4月6日に満開宣言が出れば、4月12日までは一応桜は満開の可能性が高いです(あくまでも目安)。
満開直後に早めに行ったほうがいい理由は、京都の3月中旬の気温?
こういったことを言う理由としては、満開宣言や開花宣言が出る前(桜が2分咲や3分咲)の3月中旬の京都市内(or市外問わず)の気温が例年より低い場合は、桜の満開の見頃の期間が半分ほど(1週間よりもさらに短い)になると言われています。※
※研究がそこまで進んでいるわけではないそうですが、開花時期に受粉がうまくいかなかった桜は8分咲になってから散るのが早い傾向があるそうです。
もちろん他府県から京都に桜の花見に来られる予定の方は、桜が2分咲や3分咲の時期の京都の気温が低いかどうか分からないと思うので、とりあえず行きたい京都の桜の名所をウェザーニューズや京都新聞などで満開宣言が出たら、早めに行くのがおススメです。
ただ後述もしていますが、桜の見頃は満開時期だけではありません。なので満開の桜をご覧になりたい場合は、とりあえず満開になれば早めに目的の名所に行くということだけ頭の片隅に覚えてもらったほうがいいですね。
京都の桜の見頃は案外散りはじめ?
個人的には満開の桜の時期よりも、散り始めの桜吹雪のほうが好きですね。
とは言っても、普通に散り始めた名所に行くというよりかは、先程言ったような早咲きと遅咲きの桜が一緒に咲いている名所に行ったほうが、咲いている桜・散っている桜の対比が非常に綺麗で趣深いです。
桜吹雪が綺麗な場所とは?
この桜吹雪が個人的におすすめなのが、平野神社です。
動画では分かりにくいかもしれませんが、平野神社の早咲の桜が舞い散りながら、遅咲きの桜が咲いている様子はかなり幻想的です。
↑の動画の時期は4月6日位のもので、行くならなるべく人が少ない午前中が見頃です。
もちろん、↑で挙げているように植物園や御所もおすすめです。
京都の桜の見頃が遅い時期のおすすめの名所!少し変わり種?
また遅咲きの桜の名所で、少し変わり種なことをしているところを紹介したいと思います。
- 京都府立植物園(お子さんがいる方におすすめ)
- 醍醐寺(ちょっと新しい試みをしてる)
- 八坂神社(もはや桜は関係ない?)
京都府立植物園(お子さんがいる方におすすめ)
まずおすすめなのが京都府立植物園です。ディズニーパレードを園内でしてくれます。日にちとしては例年であれば4月19日前後です。
ディズニー好きな方はご存知かと思いますが、ディズニーの全国巡行の一つで、近畿地方では神戸まつりの際にもディズニーパレードを何年も継続してやってくれているので可能性は高いです(2015年は雨で中途半端だったようでなので多分やってくれます2016年はやらなかった見たいです)。
このブログを書いている時点では分かりませんが、当ブログでも分かり次第ディズニーパレードの情報を載せようと思います。
仮にディズニーがなくても、芝桜が案外綺麗なので京都府立植物園はおすすめの遅咲きの桜スポットです。
醍醐寺(ちょっと新しい試みをしてる)
そして次に醍醐寺。醍醐寺といえば、豊臣秀吉で有名な場所で、毎年4月10日以降に豊太閤大観桜行列など桜祭りが開催されるところです。
この醍醐寺では2015年からスマホアプリを使った新しい取り組みをしています。
↑の動画でも分かるように、AR(拡張現実)を使った画像が動く仕組みのもので、この技術を使った↓の醍醐寺専用の無料アプリがあります。それをインストールしてARと表示がある桜の木を撮影するとその木の変化などが見れるそうです(私も2015年以降まだ醍醐寺には行ってません)。
アプリ自体は無料なのですが、専用のIDカード(拝観記念カード¥540)を買わないとそのARを使った動画や、↑の画像でも分かりますが色々な機能がロックされているので、微妙といえば微妙です。
AR以外にも、GPSを使った現在位置が分かる機能もついているっぽいです(醍醐寺は広いのでその機能は助かるかも、これも拝観記念カード¥540払わないと見れない機能です)。
私のiPhoneではアプリをインストールするのに20分ほどかかりました。Wi-Fiを使っても20分も時間がかかるので、もし醍醐寺に行ってこのアプリを使うなら事前にインストールしておきましょう。(普通の電話回線ではインストールはやめておいたほうがいいです。)
八坂神社(もはや桜は関係ない?)
八坂神社の場合は桜というよりも夜店が少しヤバイ店が出店しています。
川越祭りなど全国有名な祭りなどで出店される有名なお化け屋敷さんです。
お化け屋敷というか、どちらかというと詳細なことは言えませんが見せ物小屋的な夜店なので、お子さんがおられる場合はやめておいたほうがいいと思います。
関連記事:川越祭り
まとめ
- 京都市内中心部(四条・京都駅付近)の暖かい場所は毎年満開の時期は4月5~4月10日前後付近頃
- 京都の桜の見頃は満開宣言が出たら早めに行きましょう
- 京都の桜の名所に行くなら早咲き・遅咲きの種類が豊富な場所がおすすめ
また名所といえる場所ではありませんが、川端通り沿いの桜がおすすめです。桜の木々がちょうど鴨川沿いに並んでいる様子は非常に綺麗です。
桜の時期は当然、川端通は渋滞になるのですが、その時だけは桜を見ながらなので渋滞は許せます笑。車で京都に来れる方はおすすめの桜のスポット(ロード?かな)です。※梅や桃の花も一緒に咲いています。↓の記事では桜と梅の違いについて書いています。
ただ祇園祭の記事でも言っていますが、2015年の四条通の歩道拡張によって四条通と絡む川端通りは行楽シーズンじゃなくてもかなり渋滞しています。なので、例年よりもさらに桜の時期は川端通は混むことが予想されます汗。