クールビズのワイシャツの着こなしってまだまだ確立されていないというか、どういったシャツを選べばいいか等、分からないことが多いと思います。
基本的にクールビズのシャツの着こなしに求められている部分は、”涼しげに見える軽やかさ”と”シャツだけでもかっちり感がある”この2点がポイントかなぁと思います。
というわけで、個人的にクールビズの時期にこうやってワイシャツを着るといいよ的なことを書いてみました。
クールビズのシャツの着こなしは襟が重要?
まず冒頭で言ったように、”涼しげに見える軽やかさ”と”シャツだけでもかっちり感がある”というのは普段スーツに合わせているレギュラーカラー等のワイシャツなどにはありません。
なので、以下の2つの襟がこの2つのポイントに合致する襟ですね。
- カッタウェイ
- ボタンダウン
カッタウェイ
まずカッタウェイと言われている襟は、”涼しげに見える軽やかさ”があります。
左がカッタウェイ、右がレギュラーカラー。※画像引用元:ニューヨーカー
襟先がレギュラーカラーと比較すると広がりで軽快に見える襟です。
比較的、イタリアンチックな軽やかなスーツ等とアンコンジャケットやジャージージャケットなどと相性がいいので、重たい感じに見えず、クールビズにはもってこいのシャツです。
また気休め的ですが、襟先が上がることにより襟腰が高くなくても、襟が高く見え首が長く見える効果があります。
↑の記事でも触れていますが、これはイタリアのスーツの襟などと一緒ですね。またジャージージャケットなどについては↓の記事でも触れています。
→クールビズの服装男性の着こなしをおしゃれにする4つのポイント
→ポロシャツ着こなしメンズなら覚えておきたい素材の種類等..!
カッタウェイはちょっとなぁ…という方なら
ただ少しカッタウェイだとカジュアルすぎて見えたりするのが、微妙だなぁという方はセミワイドカラー(ワイドスプレッド)にするだけでもいいと思います。
左がセミワイド、右がレギュラー。
さすがにレギュラーカラー→カッタウェイといきなり着ると、違和感を感じる人はいると思うのでセミワイドカラーの選択肢もありですね。
ボタンダウン
そして次にボタンダウンですが、ボタンダウンの襟は襟先をボタンで留めているため”シャツだけでもかっちり感”を作れます。
通常のワイシャツの襟だとネクタイをしない場合、第一ボタンを開けると台襟のボタン部分と前立て部分が少しだらーっとしてしまうところを、ボタンダウンシャツはボタンで襟先を固定することにより、かっちりとした首回りになります。
クールビズのシャツを着こなしを台無しにするNGなものとは?
またクールビズの時期にシャツの着こなしとしてNGなことがあります。
それは汗ジミ(染み)です。
特に淡い色のワイシャツ(薄いブルーのシャツなど)を着るとどうしても脇の汗じみ、長袖シャツなら袖の汗ジミ等気になるところです。クールビズ用に作られたシャツになると、単純に生地が薄いものもあるので白いワイシャツでも汗で透け透けになったりします。
最近では↑のような汗ジミ対策のシャツなども売られているので、こういった汗ジミ対策は地味にしておいたほうがいいですね。
またワイシャツの透け対策、下着や肌着が透ける対策等は↓の記事が参考になるかと思います。
クールビズの時期に上着を着る時にやってしまった汗ジミのレアケース
またクールビズといっても、取引先と会うときなどは上着着用必須などの会社もありますよね(私がいた会社もそうでした、正直クールビズの考え方に反してますよね汗)。
それで非常にレアケースですが、夏の暑い時期になると上着を腕にかけるという動作をすると思いますが、これって結構腕の部分がめちゃくちゃ汗ジミになることがあります。
これは本当にレアケースですが、電車通勤する時はなるべく気を付けたほうがいいと思います笑。
クールビズのシャツの着こなしでネクタイなどをする場合の工夫等
またクールビズのシャツは基本ノータイがほとんどだと思いますが、↑で言ってるようなケース(状況によってクールビズの時期でも上着着用必須)の場合も十分あると思います。
そういった場合、普通のシルク(絹)のネクタイをしても普通なので、清涼感や夏の季節感を出したいところです。
清涼感や夏の季節感を出すためには、ニットタイやリネン(麻)素材などのネクタイをするだけでも全く違います。
ニットタイ
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特にニットタイはスクエア型のタイプだと、通常のネクタイに比べて軽量感があるので、クールビズにはちょうどいいネクタイだと思います。
リネン素材のネクタイ
リネンであればシルク100%のモノと比べると、実際涼しさはあります。
麻綿 ネクタイ 小花柄 パープルクールビズ リネンコットン 刺繍柄【02P03Dec16】 fs04gm
シワは気になるところですが、こういったリネン特有のネップが夏の季節感が出ているので、クールビズのシャツの着こなしを一段とランクアップしてくれます。
まとめ
- クールビズシャツの着こなしはカッタウェイとボタンダウンで”軽やかさ”とかっちり感を出せ!
- クールビズの時期のシャツの汗ジミは着こなしを台無しにするNGな要素!
- クールビズのシャツにネクタイを合わせるならニットタイ・リネン素材のネクタイがおすすめ
クールビズの時期になると、ファッション雑誌などがシャツの胸ポケットは無しが正当的なことを載せるところがありますが、胸ポケットは普通にスマホを入れたり、定期や社章入れたりと多少なりとも日本のドレスコードでは必要なモノかなぁと個人的には思います。
ただ私の場合、日差しが照り付ける時期にシャツの胸ポケットにスマホを入れるのですが、汗で少し湿気る感じがするので、あんまりクールビズのワイシャツでは胸ポケットは活用していませんね汗。